闇と光の慈愛のコントラスト(80)闇は母
==第二章、闇と光==
--闇は母(003)歌声の主①--
サンディアは、母イリスと2人暮らしです。
ここは、南の島。
島の中心には、山があり深い森に囲まれている。
サンディアは、少しだが畑を作て作物を育てていた。
そして、狩りをする。
気晴らしに、
山の森で木に登り、
歌を歌いながら小鳥と遊ぶのが好きであった。
「これは、闇の者と光の女性の物語。
乙女は、天空の城で花を育てる。
イリスは、花を愛する人。
髪には黄色のパピオスの花。
花を育て、
部屋の周りは色とりどり。
ある日、一人の男が尋ねてきた。
その男性は、浅黒く逞(たくま)しく、
闇の種族の王に成るかもしれない。
2人は恋に落ちた。
:
」
サンディアはいつも歌う。
「もしもし、サンディアさん。」
声がするが姿がない。
「もしもし、サンディアさん。」
「誰?」
サンディアは不思議そうに尋ねた。
目の前に小さな妖精が現れた。
でも、黒い球に手足が生えたようなもので、
普段に想像する妖精ではなく、
黒玉と言ったところです。
「サンディアさんに助けてほし人がいるのです。
助けてください。
サンディアさん。」
妖精たちは、助けを求めた。
つづく。 次回(闇は母(004)歌声の主②)