時代のウェブログ

イマを見つめて
提言します

教育格差問題

2007年02月11日 18時58分22秒 | 学術・教育
「真相報道バンキシャ! 」(NTV系)で、お受験を取り上げていた。すっかり季節の風物詩になった感がある。

出演していた政治評論家の三宅ポン助氏(←親しみを込めて呼んでます)が「裕福な家庭の子はいいが、所得格差が教育格差に繋がっているのは何とかしなければいけない」と発言なさっていた。異論なく同感。だが所得格差=教育格差という問題は既に多く出されている。

もうひとつの問題は、地域格差も教育格差に繋がっている点ではないか? 東京などの大都会に住んでいるとなかなか実感できないが……。

大都会で小金を持っていれば、お受験させて私立に放り込めば良い。しかし地方では、なかなかそういう訳にはいかない。たとえ地方で小金を貯めていても放り込める学校が無いのである。とんでもない金持ちは、妻子を東京で賃貸マンションに住ませ、逆単身赴任状態としている家庭もあるそうだが、稀有なケースだろう。

こうした問題を根本的に解決するには、やはり公教育の建て直ししかない。安倍政府の柱のひとつは、教育改革だそうだが、本腰を入れて取り組んで欲しい。日本の将来が掛かっている。

……でも、最後はまた批判になっちゃうけど、このところの安倍総理の記者談話――問題閣僚に対して「職務を責任もって続けて欲しい」っていうテープレコーダーみたいな言葉、あれって教育現場で問題が起きた時に、校長や教育委員会の役人が言う弁明と極めて似通って聞こえてしまうんだよな(汗)。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする