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イマを見つめて
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モバゲーで知り合った女性に乱暴

2008年08月13日 09時03分00秒 | ネット・IT
「モバゲー」で知り合った女性に乱暴。水資源機構職員、強姦容疑で逮捕。

5日前に「ネット犯罪被害、出会い系からSNS・プロフへシフト?」というエントリーを書いたが、この事件もその流れだろう。
ゲームサイト――これはある意味、要注意かもしれない。
今から15年ほど前に、大阪で愛犬家5人が殺害される連続殺人事件が起きた。飼い犬の散歩中や愛犬雑誌の通信欄等で知り合った加害者と被害者が接点となった事件だが、被害者が加害者に気を許した原因として「同じ犬好き」がキーワードであげられた。つまり「自分と同じ犬好きなんだから、きっとこの人も良い人だろう」と被害者が信じ込んでしまった。

筆者は猫好きで、やはり同じ猫好きという人に親近感を持つ。素性も何も分からないのに、なんとなくそれだけで親しみを持ってしまう。
あるいはコンサート観賞。隣席が見ず知らずの他人でも同じアーティストが好きという共通点だけで一緒にノれる。
スポーツ観戦も同様だ。同じチームのファンというだけで、贔屓チームが得点すれば抱き合って喜ぶ……。
このように人間とは同じ趣味嗜好を持つ相手に親しみを持つのは、むしろ当然なのだろう。

これと同じく、やはり「自分と同じゲーム好き」という点でゲームサイトで知り合った人間には親近感が湧きそうだ(多くのSNSやプロフも、同じ趣味嗜好の仲間で固まっている)。
しかし、こういう事件が起きてしまう現実がある以上、悲しいことだが趣味嗜好が一致する相手でも、本人の素性を確認するまでは用心するべきだろう。
特にゲームサイトは子供の利用者も多いから、保護者はよく注意して子供に教えておくべきだろう。