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イマを見つめて
提言します

猫へのうらみで犬小屋放火

2008年09月02日 09時59分00秒 | 社会・経済
猫へのうらみで犬小屋放火

親馬鹿とペット馬鹿は非常に似ていると感じる。
見せられて対応に苦慮する物――携帯待ち受けの子供の写真とペットの写真。

筆者の待ち受けも愛猫の写真である。
でも殆ど他人には見せない。
かつては良く見せていた。
ある時、友人にそれを見せたところ、「俺のも見ろよ」と言われて子供の待ち受け画像を見せられた。
「どうよ?」
どうよって何よ?
おそらく相手は「なんて可愛らしい子供だろう」とでも感想を言って欲しかったのか……。だがこちらとしては「どこにでも居そうなただのガキ」でしかない(笑)。
(なるほど。ペットの写真も同じか)
と深く反省した。
筆者にとっては特別天然記念物クラスの何とも高貴で愛らしいお猫様であっても、他人にはただの野良猫程度にしか見えないのだろう。

愛猫家にとっては糞害など大したことには感じない。毎日トイレ掃除をすることなどありきたりの日常なのだから。だが他人にとっては「単なる害獣」でしかないのも事実。
もちろん犬小屋に放火した犯人はとんでもない輩だが、他人に迷惑を掛けている猫を飼っていた被害者も、苦情があっても放置していたとすれば責任はあるだろう。

結局こういうトラブルの解決法はどれだけ相手側の立場に立って考えられるか否かだろう。


公明党の福田首相斬り~残念っ?!

2008年09月02日 00時20分00秒 | 政治
福田首相が辞任表明


太田農水相の事務所費問題とかテロ特措法の再議決とかこの臨時国会も問題山積で厳しい政権運営が待ち構えていた――なんてことは辞任理由じゃないだろう。そもそも政権運営なんて最初から茨の道だった。
公明党に辞めさせられたんだろうね。総理大臣まで代えちゃうんだから公明党ひいては創価学会ってスゲ~力あるねえ。
公明党が望んでいた政局は2つ。ひとつは今年の年末か来年初頭までに総選挙したい。来年秋の衆議院任期満了まで待てない。なぜなら来年夏に東京都議会選挙があるから。
圧倒的組織力を持つ公明組織票だが、短期間に二度大きな選挙があると十分に力を発揮できないことは、昨年の統一地方選→参院選で判明した。やっぱり真面目な学会員さんたちだって、そうしょっちゅう選挙運動ばかりしちゃいられないんだろう。昨年の参院選惨敗は統一地方選疲れで組織票が固まらなかったことが敗因ってのが公明党の分析だろう。
来年、都議選と総選挙を近い時期に実施すれば二の舞になる恐れがある。公明党としては選挙協力の絶対条件が都議選と総選挙を離すことだった。
もうひとつは総選挙の際の自民党の顔が福田じゃないこと。これだけ支持率が低い総裁を全面に出して戦えば負けは確実。総選挙前に総裁交代も選挙協力の条件だろう。
となれば辞める時期は今しかない。
臨時国会が始まってから会期中に辞めれば更に批判は強くなる。

今後の自民党のストーリーは、派閥連合が強力に推す悪玉候補Xと、推薦人をギリギリ集めた麻生幹事長が総裁選に出馬。国民は悪玉候補Xを嫌い、麻生にエールを送る。そして大逆転で麻生太郎総裁誕生。その麻生フィーバーが冷めないうちに解散→総選挙――という「ミニ小泉劇場」の再現だろう。果たして目論み通りに上手くいくか? 鍵は予想外のストーリーを織り成す筋書きを書く脚本家の力量と主演俳優・麻生太郎の演技力に掛かっている。

臨時国会が潰れたため、民主党が用意していた爆弾・矢野元公明党委員長の参考人招致も潰れた。これも今、辞任しなければならなかった理由のひとつかな。ともかく、どこまでも公明党は力有るナ~と感心した今回のドタバタ辞任劇でした。