自民党新総裁に麻生太郎当選
大方の予想通り、なんの波乱もなく麻生太郎が自民党新総裁に当選した。
代表選挙を行わず無投票で小沢一郎の党首再任が決まった民主党を「ツマンナイ政党」と評してきたが、それと大して変わらない自民党総裁選だった。
マスコミも候補者乱立気味となった当初は報道していたが、その後は全国行脚の立会い演説会もほとんど報道しなくなった。
麻生太郎には「絶対に負けられない戦い」が2つある。
ひとつは今回の総裁選。4度めの挑戦で今回は大本命。弱小派閥の領袖である彼にとって、今回を逃せば二度とチャンスは訪れないかもしれない。全力を尽くすのは当然だ。
だが、もうひとつ「絶対に負けられない戦い」がある。それは新総裁となった後の総選挙。
今回の総裁選は来る総選挙への自民党の一大デモンストレーションとなる筈だった。しかし結果は尻すぼみ。むしろ後半戦では一足早く総選挙モードに突入した民主党の数々の「話題作り」のほうが目立つ有様だった。
おそらくこのまま総選挙に突入すれば自民苦戦は必至の状況である。総裁選に勝ったは良いが、総選挙じゃ大敗――となれば完全に麻生太郎の作戦ミス。
最後のチャンスは組閣か?
ここで余程のサプライズでも見せなければ、次は下野した野党の総裁にしかなれないだろう。
大方の予想通り、なんの波乱もなく麻生太郎が自民党新総裁に当選した。
代表選挙を行わず無投票で小沢一郎の党首再任が決まった民主党を「ツマンナイ政党」と評してきたが、それと大して変わらない自民党総裁選だった。
マスコミも候補者乱立気味となった当初は報道していたが、その後は全国行脚の立会い演説会もほとんど報道しなくなった。
麻生太郎には「絶対に負けられない戦い」が2つある。
ひとつは今回の総裁選。4度めの挑戦で今回は大本命。弱小派閥の領袖である彼にとって、今回を逃せば二度とチャンスは訪れないかもしれない。全力を尽くすのは当然だ。
だが、もうひとつ「絶対に負けられない戦い」がある。それは新総裁となった後の総選挙。
今回の総裁選は来る総選挙への自民党の一大デモンストレーションとなる筈だった。しかし結果は尻すぼみ。むしろ後半戦では一足早く総選挙モードに突入した民主党の数々の「話題作り」のほうが目立つ有様だった。
おそらくこのまま総選挙に突入すれば自民苦戦は必至の状況である。総裁選に勝ったは良いが、総選挙じゃ大敗――となれば完全に麻生太郎の作戦ミス。
最後のチャンスは組閣か?
ここで余程のサプライズでも見せなければ、次は下野した野党の総裁にしかなれないだろう。