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愛猫死亡のお報せ

2015年01月03日 19時35分00秒 | その他
寒中お見舞い申し上げます。
皆様におかれましては日頃よりのご厚情に心から感謝しております。

私事ではありますが、去る1月3日、19年半に渡って共に暮らしてきた愛猫が天国へ旅立ちました。
昨年10月頃から食欲がなくなり、動物病院で検査したところ腎臓が弱っていると診断されました。腎臓については数年前の検査でも要注意の結果が出たために食事療法を進められましたが、療養食を嫌がってどうしても食べなかったため中止した経緯がありました。今となっては悔やまれます。
人間の場合は人工透析で機能を改善する医療法がありますが、動物にそのような医療行為はないということで、食欲減退の治療と併せて皮下に栄養剤を注射して尿を大量に出すことで腎臓浄化を行う治療を続けてきました。
しかし体重が2.7kgから毎週40g、60g…という感じで減り続けて他界時には1.7kgまで痩せてしまっていました。
12月中旬からは四足での歩行も困難になり、紙おむつをつけ水は寝てる所で飲ませるという人間の介護と同じような状態を続けました。
それでも猫自身からは「まだ生きたい」という意志が随所に感じられたので、苦痛を伴う治療ですが死亡するまで続けました。
年末・年始は休みを取る動物病院も、1日置きに時間を割いて頂き、治療を受けられました。
1月2日が治療の日で、死亡翌日の4日も治療予約が入っていました。
午後6時におむつの交換と流動食を口からスポイトで流し込むために寝ていたこたつから出したところ、いつもなら口にスポイトを入れられるのを抵抗するのに覇気がなくぐったりしているので具合が悪いのかとあちこち調べていたところ、急に「くぅ、くぅ」と二声鳴き、息が途絶えました。
別れの時期がそう遠くない事は覚悟していましたが、まさか今日それが訪れるとは全く予想もしていなかったので、とても困惑・混乱しています。
どんな重病人でも、残された家族にとって、最期は「突然訪れる」ものなのですね。
新年のおめでたい時期に、このような文章を送るのはどうかと思いましたが、時間が経つにつれ、このような話はとかく美化されていくので、現在の包み隠さない心境をそのまま綴りました。さらに言えば、このような文章でも書いて時間を消費しなければ一人の部屋で心が壊れてしまいそうな不安があります。
今夜は長そうです。インターネットでペット葬儀をあれこれ調べてみます。
明朝は動物病院へ報告へ行きます。
コメント
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