時代のウェブログ

イマを見つめて
提言します

朝青龍初場所出場

2009年01月09日 13時16分31秒 | スポーツ
渦中の横綱・朝青龍が初場所出場を決めた。相撲評論家などの意見は「無謀だ。勝てっこない」が大半を占めている。筆者は相撲素人なんで力士の身体を見ても調子など全く解らない。パドックでウマを見て「ひ腹のあたりがだらしなく全く張りが無いから今回は駄目だろう」なんて方がまだ解る(笑)。そんな相撲素人の筆者でさえも「稽古総見で1勝6敗」なんて聞けば、とても本場所で12・3勝するのは無理だろうと感じる。今回の場合12勝3敗以上ならばセーフ、11勝4敗なら激しい議論、10勝5敗以下ならアウトだろうと思う。
そんな状態でなぜ朝青龍は出るのだろう?
ひとつだけ気になるのは相撲協会と講談社の八百長裁判だ。北の湖や貴乃花、藤田憲子さんに若ノ鵬など様々な人物が登場して賑やかになったこの裁判だが、元々は「横綱朝青龍が八百長をした」が争点だ。世間が何に関心を持とうが勝手だが、裁判の争点は朝青龍が八百長をしたかどうかだけである。
仮にこの初場所で朝青龍が初日から3連敗、4連敗して引退してしまったとする。横綱にとってこんな無様な引退はない。せめて3勝3敗、4勝4敗くらいの五分の星で引退しなければ体裁が悪い。
誰かが言い出す。
「朝青龍、少しホシを買えば良かったのに」
別の誰かが答える。
「やっぱりホシなんか買えないんじゃないか」
朝青龍にホシを買う力などなかった。そんな考えが定着すれば八百長裁判は相撲協会が断然有利になる。
ビジネスに忙しくてもう稽古なんかやってられない朝青龍と八百長裁判に是が非でも勝ちたい相撲協会。この両者の思惑が一致すればこんなシナリオも成り立つのではないか。もちろん朝青龍には多額の功労金が支払われる……。
こんな筆者の妄想が妄想に過ぎないのかどうか。日曜日から始まる初場所が非常に注目される。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿