札幌で小４女児誘拐騒動

札幌の小４女児が行方不明――男が連れ去った疑いも
北海道警は５日、札幌市北区屯田五条の小学４年亀田万里江さん（９）が４日午後、公園に遊びに出掛けたまま帰宅せず、行方不明になったと発表した。
　一緒に遊んでいた友達が「声を掛けてきた男といなくなった」と話しており、道警は連れ去られた可能性があるとみて、公開捜査を始めた。

不明女児を無事保護。けがはないもよう――札幌
北海道警によると、行方不明になっていた札幌市北区の小学四年の女児は五日夕、一人でいたところを無事保護された。けがなどはないという。

公開捜査になって直ぐに見つかった様子。
無事で何より。
声をかけてきた男が何者だったのか、どのようなことがあったのか、行方不明の１日間どこにいたのかなど、不明な事が多いが、おそらく今後は報道が自粛されそうな感じ。すでに行方不明となっているという記事の多くは削除されている。
今回は無事に保護されたが、色々と問題が残る出来事だと感じる。

「知らない人に付いて行ってはいけません」
こう子供に注意したことが無い親は恐らく居ないだろう。
だがいくら注意しても、常に子供に守らせるのは難しいと思う。
優しそうな人間が言葉巧みに接近してきたら、全ての子供が拒絶できるとは思えない。子供にそこまで求めるのは無理だろう。
かといって事件を恐れて子供を自由に外出させないことなど無理だし、成長上マイナスだ。
やはり子供を守る仕組みを作るしかないと思う。
地域で防犯パトロールなどをボランティアが行っているところも多いが、ボランティアに全て頼るわけにはいかない。
子供が自由に遊べ、さらに安全も守られる。それにはある程度のコストが必要だろう。
たとえば公園に管理人を常駐させるとか、防犯カメラを設置するとか……。
これは他人に頼るのではなく、全ての人たちが負担しなければならないコストだろう。