我々はほぼ想定内の世界に住んでいる。 都市計画も住宅も人生設計も毎日の生活も想定内でデザインされている。そして、その事に何の疑問も抱くことなく、さも当然の如く想定内の世界で生きている。しかし、想定外の事にも注目すべきではないかと思う。どちらかと言うと、想定外の事がほとんどで、想定内が一部ではないだろうか。我々が想定内のものにしか目を向けていないのではないか、想定内のものしか見えていないのではないか . . . 本文を読む
東日本大震災以降「絆」が脚光を浴びている。 「絆」は本来は動物をつなぎとめる綱のことである。これが転じて断つにしのびない恩愛のこととなっている。「絆」そのものは、良い事も悪い事も含めて繋がっているもので、だからこそ「絆」でもある。損得勘定で考えても、同じである。損しても得しても 「絆」で結ばれているのが真の「絆」であろう。東日本大震災での 「絆」は、 被災地の人々と復興を支援する全国の人々との「 . . . 本文を読む