日本は民主主義を史上最高のものと思っている。
しかし、民主主義は強烈な体制があってその体制に反抗して生まれたものである。そのための民主主義である。ところが、日本には体制に反抗した経緯がない。敗戦により連合国から強要された民主主義である。日本国民が挙国一致で作り上げたものでもない。そのために、単なる制度としての民主主義があり、日本国民の中には民主主義の本来の思想は芽生えていない。体制に反抗して日本 . . . 本文を読む
日本は少子化の傾向がずっと続いている。
その原因は何だろうと私なりに考えてみた。はっきり言うと、子供に対する考え方が変わってきていると思う。子供をどう思っているかをもう一度考え直して、日本文化として教育してゆかなければならないのだろう。そこの部分の教育が抜けているのではないかと思う。また、子供を取り巻く環境も大きく変わってきている。それに対してどのように適用してゆくのかも重要だと思う。ただ金銭的 . . . 本文を読む
一番の問題は、自然そのものは理論的でないことである。
理論的な考え方は、人間が自然を分析し探求する手法として発展してきた。自然現象は理由も説明も本来は必要なく、ただ存在するだけである。その自然を人間が解明するためにコツコツと積み上げた知識体系に矛盾があってはならないので理論的な考えが発達したのだろう。しかしながら自然そのものは矛盾だらけであり、その矛盾も包含して壮大な原理が存在し、無限の可能性を . . . 本文を読む
テレビでグルメ番組をやっている。
出演のタレントが、料理の値段を聞いて「とってもリーズナブルな価格」と言っている。私には何がリーズナブルなのか解らない。そもそも、リーズナブルとはどういう意味だろうと思ってしまう。リーズナブルとは理にかなって納得できることである。何が理にかなっていて何を納得しているのだろうと疑問が湧いてくる。どう考えても「なんとなくリーズナブル」であり、感覚的に言葉を発している感 . . . 本文を読む
岸田首相が所信表明演説で「経済」を三度連呼した。
経済を好転させることしかやることがないのかと改めて呆れてしまった。これまでもそうだが、これからもずっとそうだと思うと政治に対して不信感と諦めしか感じない。大体が、何かというとGDPを持ち出してとにかく予算規模を拡大して借金しながら金を使うことしか考えていないようだけれども、ここ50年くらいことごとく失敗し . . . 本文を読む