宮内庁は12月12~18日の予定を発表した。秋篠宮ご夫妻は16日、「令和4年度御寺泉涌寺を護る会定期総会」に出席するため、京都府を訪れる。
天皇、皇后両陛下、愛子さま12/14(水)天皇陛下 皇居・御所(陵墓監区事務所長及び非常勤陵墓管理職員のあいさつ)12/16(金)天皇陛下 皇居・蓮池参集所(賢所勤労奉仕団《賢所御神楽の儀奉仕者》のあいさつ)皇嗣家(秋篠宮ご一家)12/12(月)秋篠宮ご夫妻 宮邸(赴任オーストリア兼コソボ大使夫妻との面会)秋篠宮ご夫妻 宮邸(外務省国際法局長の説明)12/14(水)秋篠宮ご夫妻 日本学士院会館(「第37回、第38回国際生物学賞授賞式」に出席)秋篠宮ご夫妻 宮邸(赴任ジャマイカ大使夫妻との面会)12/15(木)秋篠宮ご夫妻 皇居・賢所【殿上】(賢所御神楽の儀)佳子さま 皇居・賢所【庭上】(賢所御神楽の儀)12/16(金)秋篠宮ご夫妻 京都府(「令和4年度御寺泉涌寺を護る会定期総会」に出席)三笠宮家12/15(木)彬子さま、瑶子さま 皇居・賢所(賢所御神楽の儀)高円宮家12/12(月)久子さま ロイヤルパークホテル(いけばなインターナショナルフェア2022)12/13(火)久子さま 学士会館(AED推進フォーラム2022)12/15(木)久子さま、承子さま 皇居・賢所(賢所御神楽の儀)12/18(日)久子さま 東京体育館(令和4年度天皇杯・皇后杯 全日本バレーボール選手権大会男子決勝戦)
😐 注目したいのは、15日賢所御神楽の儀です。
秋篠宮ご夫妻 皇居・賢所【殿上】
佳子さま 皇居・賢所【庭上】
秋篠宮御一家の祭祀への御参加がこの様に発表されるのは初めてではないか?
昨年はどうだったのか見てみよう。
*2021年12月ご予定該当部分
天皇、皇后両陛下、愛子さま
12/13(月)
天皇陛下 宮殿(衆議院及び参議院の永年在職表彰議員と面会)
12/17(金)
天皇陛下 宮殿(財務大臣表彰の国税庁税務職員、総務大臣表彰の地方公共団体税務職員、文部科学大臣表彰の教育者表彰被表彰者と面会)
12/13(月)
天皇陛下 宮殿(衆議院及び参議院の永年在職表彰議員と面会)
12/17(金)
天皇陛下 宮殿(財務大臣表彰の国税庁税務職員、総務大臣表彰の地方公共団体税務職員、文部科学大臣表彰の教育者表彰被表彰者と面会)
12/15(水)
秋篠宮さま、佳子さま 賢所(賢所御神楽の儀)
秋篠宮さま、佳子さま 賢所(賢所御神楽の儀)
*2021年12月 ご動静該当部分
(15日)
【午後】
陛下 賢所御神楽の儀(皇居・賢所)
皇后さま 賢所御神楽の儀に当たりご遙拝・お慎み(御所)
両陛下 賢所御神楽の儀終了までお慎み(御所)
【午後】
陛下 賢所御神楽の儀(皇居・賢所)
皇后さま 賢所御神楽の儀に当たりご遙拝・お慎み(御所)
両陛下 賢所御神楽の儀終了までお慎み(御所)
(16日)
【午前】
陛下 賢所勤労奉仕団ご会釈《賢所御神楽の儀奉仕につき》(皇居・蓮池参集所)
【午前】
陛下 賢所勤労奉仕団ご会釈《賢所御神楽の儀奉仕につき》(皇居・蓮池参集所)
😐 去年も天皇皇后の予定に賢所御神楽の儀は入っていなかったが天皇は儀式に臨んでいた。雅子さまは欠席。
御神楽の儀は午後6時から午前1時ころまで続く。天皇は拝礼の部分だけ出席して夜半まで続く御神楽を欠席される。御神楽は神に捧げるものであるため観客が居ない中で続けられる。今上がお慎みになったのは雅子さまに付き合ってサボったわけではない。
参照:祭祀令
御神楽の儀に雅子さまが欠席したのは、新嘗祭のように皇后と女性皇族が出る必要がない祭祀だからではありません。
😐 祭祀令では皇后は装束に着替えて出席すると定めてある。雅子さまは去年皇后が出る必要がある賢所御神楽の儀を欠席され、欠席をお慎みと称している。
参列を求められている祭祀を欠席したのか、参列を求められてない祭祀が行われている間、御静まりになっているのか、両方とも「お慎み」と発表されますので、注意が必要です。
祭祀令には皇太子皇太子妃は装束に着替えて参進と記載されているので、今年皇嗣御夫妻が「殿上」で拝礼されると発表したのは、皇嗣御夫妻が皇太子格であることと、宮中祭祀が祭祀令に準じて行われていることを示すものでしょう。
天皇御一家に関して都合の悪いことは徹底的に隠蔽し、まともに予定発表すらしない宮内庁ですが、【殿上】と付記することで皇嗣が皇太子格であることをハッキリ示そうという声があるのなら嬉しい。
今年、雅子さまは儀式に臨まれるでしょうか。そして愛子さまの庭上拝礼はあるでしょうか。注目です。
賢所御神楽の儀
12月中旬 賢所御神楽 夕刻から御神楽を奉奏して神霊をなごめる祭典
(宮内庁ホームページより)
賢所には、皇祖神であり全国民の総氏神とも仰がれる天照大神が祀られている。毎年12月中旬(ほとんど15日)、天照大神が1年にわたり国家・国民をお護りくださったことに感謝して、賢所(もと内侍所)南庭の神楽舎から、宮中独自の「御神楽」が奉奏される。
この祭儀は、平安中期の一条天皇朝から臨時に始まり、まもなく師走の恒例行事となった。それ以外に朝廷の重大事に勅命で行われ、明治以降も一代一度の大礼終了時などに行われている。
その当日の夕方6時ころ、天皇陛下をはじめ成人皇族たちの拝礼後、賢所側(北側)だけ開き三方を幕で囲った神楽舎において御神楽が奉奏される。
宮内庁楽部の楽人が、本方と末方に分かれて座り、和琴・笛・篳篥などにより秘曲を奏して「神楽歌」を唱歌する間に、舞人の人長(にんじょう。進行役)が榊を手にとって静かに舞う。それが深夜の12時ころに終わると、榊は賢所の神前に奉られた後、掌典長が侍従長を介して御所の天皇陛下に献上するといわれている。
なお、祭儀の行われる6時間余り、楽人や舞人の足元をほのかに照らす庭燎(にわび)が前庭に設けられ、その焚き役を掌典職などが務めることになっている。 (ミカド文庫より)
この祭儀は、平安中期の一条天皇朝から臨時に始まり、まもなく師走の恒例行事となった。それ以外に朝廷の重大事に勅命で行われ、明治以降も一代一度の大礼終了時などに行われている。
その当日の夕方6時ころ、天皇陛下をはじめ成人皇族たちの拝礼後、賢所側(北側)だけ開き三方を幕で囲った神楽舎において御神楽が奉奏される。
宮内庁楽部の楽人が、本方と末方に分かれて座り、和琴・笛・篳篥などにより秘曲を奏して「神楽歌」を唱歌する間に、舞人の人長(にんじょう。進行役)が榊を手にとって静かに舞う。それが深夜の12時ころに終わると、榊は賢所の神前に奉られた後、掌典長が侍従長を介して御所の天皇陛下に献上するといわれている。
なお、祭儀の行われる6時間余り、楽人や舞人の足元をほのかに照らす庭燎(にわび)が前庭に設けられ、その焚き役を掌典職などが務めることになっている。 (ミカド文庫より)
かぐら‐うた【神‐楽歌】
神楽の中でうたう神歌や民謡。特に、宮中の御神楽(みかぐら)のものは古く、庭燎(にわび)・採物(とりもの)・大前張(おおさいばり)・小前張(こさいばり)・星歌・雑歌(ぞうか)などからなる。
大辞泉(小学館)
神楽の中でうたう神歌や民謡。特に、宮中の御神楽(みかぐら)のものは古く、庭燎(にわび)・採物(とりもの)・大前張(おおさいばり)・小前張(こさいばり)・星歌・雑歌(ぞうか)などからなる。
大辞泉(小学館)
儀式は非公開のため、映像はありません。
即位大礼後に行われた御神楽の儀