憂国の花束

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10日 秋篠宮ご夫妻と悠仁さまが「海外移住資料館」を訪問 

2023-01-12 00:41:08 | 秋篠宮
故三笠宮寛仁殿下は「皇室は祭祀で成り立っている。」と仰り、美智子さまは新しい皇室像を思案し換骨奪胎して「皇室とは祈りだ」と仰った。
確かに天皇は祈るかたに違いないが、祈りという言葉があまりに人口に膾炙した言葉なので、天皇の祈りが軽くなってしまったようで私はちょっと嫌だった。それに、美智子さまが「祈り」と仰るとなーんかキリスト教の祈りっぽいしね。
天皇が為すべきことは一番に祭祀、次が国事。公務と言われる諸々はオプションみたいなものだと言う人は少なくなく、私もそのように理解しています。
オプションもいろいろ、玉石混交。

10日に為された皇嗣殿下妃殿下悠仁殿下の「海外移住資料館」訪問は、玉の部類と思う。

秋篠宮ご夫妻と悠仁さまが「海外移住資料館」を訪問 「大変だったでしょうね」当時の苦労に思い寄せられ記念撮影も|TBS NEWS DIG


きちんと説明者の目を見てやり取りされる皇嗣殿下。
娘の写真写り気にしてリテイクを要求する今上とは、展覧会訪問への基本姿勢が違うように感じられるが…。

皇嗣殿下妃殿下のどのような場でも「学ぶ」という姿勢が伝わります。


動画も写真も眼に清々しい。
これこそが皇室です。

秋篠宮ご夫妻と悠仁さま 海外移住資料館へ 日系人と懇談
1/10(火) 17:17 テレ朝ニュース
秋篠宮ご夫妻と長男の悠仁さまが日本人の海外への移住の歴史などについて展示した資料館を訪問されました。

秋篠宮ご夫妻と悠仁さまは10日午後2時半ごろ、横浜市にある海外移住資料館を訪れ、関係者の出迎えを受けられました。
資料館には日本人の海外への移住の歴史や移住先での暮らしの様子、日系人社会の変遷などが展示されていて、ご夫妻と悠仁さまは質問をしながら熱心にご覧になっていました。 その後、ご夫妻と悠仁さまは日本で暮らす日系人と懇談されました。

動画のナレーションによれば、悠仁殿下は学校がまだお休み中ということで出て来られたとか。
観覧後に懇談があるので午後2時半という時間も程よい。
大きな切り株の前で皇嗣殿下が悠仁殿下の写真をスマホで撮影されたのも、良い感じです。

一般参賀の惨状は見たくないものでしたが、少しだけ眼を洗うことができました。



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4 コメント

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Unknown (かえで)
2023-01-12 08:43:09
如意さま、おはようございます。
一般参賀は目を疑うものでした。
美智子さまの「祈り」は同感です。それと、気になっていたのは婚約会見でしたか…「ホームをつくってさしあげたい」だったかしら。
なぜ、「家庭」ではないのだろう?と不思議でした。 皇室の清らかさがなければ(内情は色々とあれど)単なるセレブになってしまいます。
秋篠宮ご一家の祭祀に対する姿勢や学ぶおきもち、これらが清らかさをもたらせてくれると思います。
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Unknown (牡丹)
2023-01-12 09:53:54
皇嗣家の方々はブラジルにご縁があって公務をなさっておいでですから、その流れでしょうか。
天皇は天下を知らす(お知りになる、お治めになる)という古の言葉どおり、かつて日本人が移民をして苦労したことを学ばれるのは、意義深いことでこれも帝王学と言えるでしょう。
一般参賀の騒ぎを他所に粛々と前に進まれるお姿。そうするしか無いとは言え、清浄さと誠実さを感じられます。

皇室は祈り、に私も違和感を覚えます。正田家はやはりクリスチャンなのだと感じるのです。美智子嬢の入内に際して、母親が「(天皇家との結婚は)ストラグル(闘争)」と言ったり、美智子皇后が病気快癒に「ピュリファイ(浄化)された」と言ったり。
昭和前半の文化的クリスチャンはそういった、少し耳慣れない英単語を挟みます。(曽野綾子、遠藤周作、三浦綾子あたりはそんな印象です)
一般人ならともかく、皇室でそれは違和感あります。
GHQの影響下でクリスチャンかつ聖心女子学院出の妃という時点でどうしようもなかったのでしょう。
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Unknown (シュウメイギク)
2023-01-12 11:05:03
おはようございます。
軍事アナリスト小川和久氏がお母さまの人生を辿った著書「アマゾンおケイ」の肖像を読み終えた直後にこのニュースが出ましたので感慨深いです。
家族単位が移住の条件ということで、叔父夫婦と共に13歳でブラジルに渡りました。到着した農場にベッドなどはなく、地べたに干し草を敷いて寝たそうです。奴隷制度が廃止された穴埋めが移住者たちでした。
こうした人たちの足跡を残す資料館にご両親と共に悠仁さまが訪問されたことはとても意義深いことだと思います。とても嬉しく思いました。日本の悲しい歴史、意気揚々としていた頃の歴史、いろいろ学んで力強く成長していっていただきたいです。
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Unknown (如意)
2023-01-15 01:27:34
かえでさん
こんばんは。
今も眞子さんを育てた両親だから、という理由で皇嗣殿下妃殿下を否定るす者が多いですが、人間過ちを反省することも出来ますから、その後の行いを見て判断したら良いと思うのですけどね。


牡丹さん
こんばんは。
眞子さんはブラジルへ行って日系人から大歓迎を受けても、移民の歴史は何も心に響かなかったようですから、悠仁殿下に「これでは移民でなく棄民だ」と呻いた方々の苦難がどれほど伝わるかは解りません。それでも伝えようとされるご両親の姿勢は評価したいです。伝えてそれを相手がどう受け止めるかは相手に任せるしかないですものね。

>文化的クリスチャン
そう!そーう!確かに聞きなれない英語を混ぜますね。笑。
クリスチャンはクリスチャン脳になってしまうということでしょうね。

シュウメイギクさん
こんばんは。
「移民としてハワイやアメリカ本土へ渡った叔父さん叔母さんが大金持ちになって帰国して主人公の苦難を救ってくれる。」
という小説やドラマが大いに流行っていた記憶がうっすらとあり、大人たちが「あーあ、ウチにもそんな叔父さんがいたらなー。親戚中探してもアメリカに行ったひとがいるという話は聞いたことないし。」と笑いあっている光景も思い出します。
そんなハワイアメリカへの移民の成功も南米への移民を決意する後押しをしたようですが、実際には敗戦で生産力が落ちた日本にあふれる人々を移民で国外へ出そうという政策だった。終戦直後は7000万人くらいだったですかね?それでも人口を持て余していたのですから、少子化に悩む今から見ると想像もできない世の中です。人間の代わりをAIがする時代ですから、少ない人口でもやっていけるのではないか、と思ってしまうのは素人考えなのでしょうね。

>日本の悲しい歴史、意気揚々としていた頃の歴史、

その日本の歴史の中にずーっと変わることなく男系男子で繋いできた天皇が居た。ってすごいじゃないですか!
なぜ、ここに至って変えようとするのでしょうね。
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