憂国の花束

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終わりは始まり・・皇籍離脱

2022-03-14 13:17:43 | 皇位継承
『サンデー毎日』3月20号が1947年10月14日皇籍離脱して間もない皇族の姿を報じた当時の記事を紹介している。

ネットに流布している写真。
最後の晩餐10月18日当日、この方々は皇族では無い。

サンデー毎日の写真。上とは角度が違うのは、カメラマンの位置の違いでしょう。






各宮家の使用人が男女合せて、三十名、十数名、数名という数字も見える。




😐 臣籍降下して73年、元皇族方はすっかり市井に紛れてしまわれたかのように思っている国民は多いでしょう。
実際にはそうでもなくて、元皇族達は元皇族というムラを作ったままで73年を過ごして来て現皇室との交流もあることが、ニュースの背景を見ると浮かび上がって来ることがある。
GHQによって皇籍離脱させられただけで、皇族の一族であること親族であることに変わりは無いという意識なら旧宮家男系男子復籍案が出て来るのは自然なことなのでしょう。



😐 私はイザという場合には旧宮家男系男子復籍による皇位継承者の確保はあっても良いと思う。

しかし愛子さまに婿養子を迎えるという形での復籍はよろしく無いと思う。
婿養子は今上と直接に親子の関係になるので婿養子は即親王となり愛子さまの子供は親王内親王となる。
悠仁殿下のお子さまが誕生時、秋篠宮殿下が皇嗣殿下であれば、悠仁殿下のお子さまは王女王。
なかなか複雑な人間関係が生じることになります。
   
今上→愛子内親王×復籍親王→親王内親王
上皇→秋篠宮文仁親王→悠仁親王→王女王

秋篠宮皇嗣殿下が即位されたら、悠仁殿下のお子さまは親王内親王になりますが、それまでどうにも座りが悪い立場です。
また、秋篠宮殿下が即位されないままにおなくなりになったら、悠仁殿下は皇太子になれないばかりか、愛子さまと婿養子のお子さまと皇位継承順位を巡って今以上に混乱が起きるかもしれません。

皇位継承順位を論議しないままに、特例法で一度限りにしろ旧宮家男系男子復籍を認めるのは危うい。
関係者には目先のことばかり見るのではなく、先のことも考えて頂きたいですね。


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2 コメント

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Unknown (エミコ)
2022-03-15 00:14:26
今晩は。ブログ主様は先の事を心配し過ぎではありませんか?
愛子さまの婿養子と言っても昔と違って強制的な政略結婚など今は出来ません。両陛下も愛娘の幸せを願っていられると思いますのでまずは愛子さまの気に入る相手が旧皇族の中にいるかどうかです。又相手の男性も天皇家の婿になる覚悟のある人がいるのかどうかもわかりません。
仮に愛子さまが旧皇族から婿養子を迎えたとしてもそのお子さんがどうなるのか全くわからないと思います。

紀子さまは東大進学よりも先に息子のお妃の心配をした方がよさそうですね。皇室は東大へ入学するより男の子を生んだ方が値打ちのある世界です。

小室さんを婿にしてしまった秋篠宮家が名誉挽回するためにも悠仁さまの妃に旧皇室華族のお嬢様はいかがでしょうか?

上皇后と紀子さまは由緒ある家から嫁を迎えるのが嫌なのでしょうね。
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Unknown (如意)
2022-03-15 13:42:28
エミコさん
こんにちは。
どうでしょうか。
明らかに起こりうる懸念材料があるのなら、それに対処できるように法整備はしておくべきだと思います。

>愛子さまの婿養子と言っても昔と違って強制的な政略結婚など今は出来ません。

勿論嫌がる相手と無理矢理に結婚させることはできませんが、愛子さまの気に入るように周囲が謀うことはできます。
正田美智子との出会い、小和田雅子との出会い、周囲が周到に準備した見合い結婚だったことは衆知ですね。
愛子さまはイケメンには眼がないようですから、イケメンの旧宮家男系男子を目の前に連れてこられたらたちまちその気になってしまわれる可能性大です。

>又相手の男性も天皇家の婿になる覚悟のある人がいるのかどうかもわかりません。

いる可能性のほうが大きいでしょうね。
天皇家の婿養子なら、今上の実子扱いになりますので、自分が天皇になれる可能性も子供を天皇にすることができる可能性もあります。
現皇室の祖光格天皇は先帝の内親王を皇后にする条件で養子になり天皇になられました。
その構図が旧宮家系や旧宮家男系男子復籍を考えている人々の脳裏に無いとはいえないでしょう?
旧宮家や旧宮家男系男子にとっても「天皇になれる」というのは大きな魅力でしょう。
明治になって「武士」はいなくなり、戦士族の称号も1947年に廃止され、戦後77年経った現在でも「我が家は士族、我は士族」をアイデンティティにしているかたは世間に大勢いらっしゃっいます。祖先が直臣ではなく又者であったかたでもそうなのですから、歴とした宮家皇族ならなおさらでしょう。

>仮に愛子さまが旧皇族から婿養子を迎えたとしてもそのお子さんがどうなるのか全くわからないと思います。

どうなるか解らないからこそ、先に皇位継承順位を決めておくべきなのですよ。

>皇室は東大へ入学するより男の子を生んだ方が値打ちのある世界です。

悠仁殿下の妃には男系男子による継承に理解を持つかたになって頂きたいですね。
皇統の男系男子による継承に意義が見いだせないと「男子を生むことへの期待」は苦痛でしかないでしょうね。

上皇后も雅子さまも男系男子による継承に意義を見ていらっしゃらない。
上皇后のバックボーンは個人解釈によるキリスト教ですし、雅子さまのバックボーンは合理主義です。
紀子さまは何を考えていらしても最後は秋篠宮殿下に従うかたですが、これからは徐々に将来の天皇の母の面が前面に出て来るような気がします。

紀子さまが男系男子継承に理解があるかただと良いのですが…
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