uparupapapa 日記

今の日本の政治が嫌いです。
だからblogで訴えます。


【今読んでおきたい】3D『ヒロシマ・アーカイブス』

2016-03-04 04:18:39 | 日記
【今読んでおきたい】広島に落ちた「原爆」を

3Dインタラクティブに知ることができるデジタルマップ

『ヒロシマ・アーカイブス』




2015年7月は、広島と長崎に原爆が落とされてから、

ちょうど70年目に当たる節目のときでした。

このタイミングを機に、

首都大学東京システムデザイン学部の渡邉英徳研究室は、

広島女学院中学高等学校と共同で、

膨大な被爆資料と最先端技術を融合した

多元的デジタルアーカイブズ「ヒロシマ・アーカイブ」を大幅にバージョンアップ。

「広島原爆の日」の1カ月前となる同年7月6日に公開された、

広島原爆の実相を世界に伝える多元的デジタルアーカイブズ

「ヒロシマ・アーカイブス」を、

本日はみなさまにご紹介したいと思います。

【被爆者の証言と原爆の記録をマッピング】

被爆者の貴重な証言と原爆の記録を未来にのこすことを目的として、

もともとは2011年7月に発表された「ヒロシマ・アーカイブス」。

広島平和記念資料館、広島女学院中学高等学校、

八王子市原爆被爆者の会などから提供された資料を一元化。

それらをデジタル地球儀にマッピングしたこちらには、

あの日なにがあったのか、その事実が克明に記録されています。

【写真をクリックしてみましょう】

「デジタルアースで閲覧する」ボタンをクリックすると現れるのは、

爆心地を中心とした広島の地図。

放射状に転々と置かれた顔写真と、建物などの写真が並んでいます。

それぞれの写真をクリックすると、原爆投下前後の建物の様子、

また写真の人々が経験した原爆体験のインタビュー動画や、

テキストを読むことができる仕組み。

また左上のメニューから、長崎や沖縄のアーカイブを見ることが出来ます。

【残酷な現実が胸を打つ】

記者(私)はその中の1つを読んだだけで、

かなりの疲労を覚えました。

それくらい、みなさんが経験したことは類を見ないほどに残酷なことで、

例えるならば、地獄。

家族や同僚、友人、たくさんの人々の命が失われた悲しみが重く広がります。

読むだけでも相当のパワーを要する話を、

実際に体験することが、どれほどのことなのか。

それを想像するだけでも胸が痛くなり、目頭が熱くなります。

【この日を決して忘れてはならない】

悲しいかな、人は、忘れる動物です。

そして被爆者の方々の高齢化が年々進むにつれて、

“日本人が決して忘れてはならない1日”

を語ることができる生き証人が、減っていきます。

だからこそ、この試みは非常に価値あるものであり、

あの日の出来事の詳細を、すべての世代が知っておくべきだと思うのです。

このような悲劇を、二度と起こしてはならない。

原爆の恐ろしさ、悲惨さを深く知ることができる「ヒロシマ・アーカイブス」。

お時間がある際にぜひ、ご覧になってみてください。


参照元:ヒロシマ・アーカイブス 、首都大学東京

執筆=田端あんじ (c)Pouch


-Pouch-





誤解を恐れずあえて云うなら

とても面白い取り組みだなぁと思った。

そしてとても大切な事だとも。



だが実物はまだ見ていないが、

記事の写真を見る限り、まだまだ工夫し、

バージョンアップしてゆく余地がありそうだ。


3Dマッピングと合成させ、

原爆投下の様子を映し出し、

間近に感じる疑似体験として、

来訪者に体感できる施設にすると、

その反響から、世界中の人たちの関心を得られると思う。


薄れゆく記憶と被爆者の高齢化。

体験談を語れる人の枯渇は時間経過が進む中

避けて通ることはできない。


今のうちにそれらの証言をマップ上にクリップさせ

クリックさせるだけで聞くことができるのは

画期的だと思う。


ただ、更なる注目を集め、集客(?)を募りたいのなら

↑(不適切な言い回しですみません)

もっと徹底的にやるべきだとも思う。



B29から投下される原爆。

市内中心部に落ち、瞬く間に広がる爆発の炎。

全てを焼き払い、破壊する様子を大音響と共に3Dマッピングで表現し、

疑似体験させることで、その衝撃の大きさから

被験者たちにその当時の深刻さを理解させる事ができるだろう。


しかし、それだけでは観た者にっとって逃げ道の無い

「救いようのない、惨劇のトラウマ」に悩ませられることになりかねない。




私が20年ほど前に観たNHK特集で、

アメリカが撮影した広島の原爆投下直後の航空写真と

その後、3日後、1週間後、2週間後、1か月後、3か月後、半年後の

定点航空写真が公開され、

その脅威の復興の様子が映し出されていた。

投下後、わずか3日で幹線道路から瓦礫がきれいに片付けられ。

人や物資の往来が可能になる様子がわかる。

更にその後、ちらほら建物が建ち、人の暮らしの営みが回復する様子など。



それらのたくましい、『復興』と云う希望の要素も取り入れ、

世界中に発信してほしい。



またまた更に云うなら、

それらの簡易版の映像、動画をネット発信し、

世界に向けてPRしてみてはどうか?


まずは興味を持ってもらう事。

アニメーションや、コンピューター・グラフィックを駆使し

関心を集めるのも一手かも。


様々な手段を使い、本格的なテーマパーク規模の施設と

運営機関に育ててほしい。

扱う内容からみて、不謹慎な主張に思われるかもしれないが、

まずはたくさんの人たちの注目を得る事。

たくさんの人たちの理解を得、核に対する取り組みの賛同を得る事。

たくさんの人たちの記憶に残し、語り継ぐこと。


それらが一番の目的であり、存在理由だと思う。

だが、その実現には多額の資金が必要になる。


国や地方公共団体の資金協力、企業の賛同も得て

是非実現させるべきだと私は思うがどうか?



米ソの核開発の脅威が叫ばれ始めた頃

アメリカでは『アトミック・カフェ』なる映画が製作された。

ソ連の核攻撃なんて怖くない。

アメリカ本土に核が投下されたら、

こう対処すればいい。

「外がピカッと光ったら、すぐに物陰に隠れなさい。

そうすれば難を逃れる事が出来ます。

いたずらに怖がっていてはいけません。

ピカッと光ったら隠れる。

ピカッと光ったら隠れる。

それであなたは大丈夫。」

みたいな映画だった。



できればその映画も一緒に上映してみたら?

きっと楽観的過ぎる意識に対する皮肉のスパイスが

観た者たちにも効いてくると思いますよ。



私も一度、そのような映像の中に身を置き、疑似体験をして

原爆の恐ろしさを実感してみたいと思うオヤジが五句。




アトミック・カフェを観ながら 疑似体験

アメリカの 人に観せたい ものがある

中国の 人に観せたい ものがある 

北朝鮮 人に観せたい ものがある

旧ソ連 人に観せたい ものがある




お粗末。