年中では、下駄箱の位置やロッカーの整理などがなかなか覚えられず、担任の先生から心配されていた。
それを聞いたのは1学期末の懇談会の時だった。
「年少の時の習慣がなかなか抜けないような感じ」「JIJI君にとって難しいことなのかもしれないので様子を見ながら・・・」と言われたりして
年中の最後は私が入院した為に担任の先生と直接会うこともなく、年長になってしまった。
先日、幼稚園にお迎えに行った時に年中の時の担任の先生に会ったので、引き継ぎとしてどこまで詳しく年長の担任の先生に話しているのかを確認してみた。
というのも、年少から年中に進級する時に当然伝えられているだろうと思っていた発達障害に関することが、実は伝えられておらず、そういうものだとは知らずに色々と戸惑ったことがあったので
年中の時の担任の先生はハッキリと話してくれるのでわかりやすかった。
今回も「どこまで話してあるのか?」を聞いた時、「ロッカーや下駄箱がなかなか覚えられなかった事」「お絵描きの時に不安がる事」「製作で戸惑うことが多い事」などを伝えてくれたらしい。
障害については、私が必要だと思うならば、私の方から年長の担任の先生に伝えた方がいいと言われた。
実際に先生としては、あまり気にならなかったそうで、最初はロッカーやお絵描き、ハサミの使い方など、気になる部分もあったけど、年中最後には問題を感じなかったと言われた。
とりあえず年中の時の担任の先生と相談して、年長の担任の先生には障害については伝えずに、しばらく過ごしてみることにした。
NIJIは全くJIJIの事を心配していないようなので「言わなくても問題ないでしょ」と一言。
どうやら気にしているのは私1人のようだ。
お迎えに行った時、ちゃんとロッカーや下駄箱の位置がわかっているのかどうか確認する為に、JIJIに案内してもらった。
誰もいない教室を外から覗きながら話していると死角から今年度の担任の先生が現れて「どうぞ中に入られてください」と言われてビックリ。
とりあえず、中に入らせてもらって、JIJIにロッカーを教えてもらった。
ちゃんと覚えているのね~と安心したのも束の間・・・。
クーピーやクレヨンの中身がボロボロと出ていて、蓋もしてないし。
マジックもカバーに入れてなくて、何色かはキャップが外れてる
落ち着け私・・・。
いつもこういう光景を目にするとすぐに怒りが込み上げてくる。
で、周りを見てみた。
お隣さんも、み~んな、ちゃんと整理整頓できてる
やっぱりJIJIだけ出来てない

正直ショックでした。
シール帳も2日連続で貼り忘れてきてたのもあって、「どうして?」と思って落ち込んだ。
担任の先生も部屋にいたけど、とりあえず全部自分で綺麗に整理させた。
やれば出来る。
出来ない訳じゃないらしい。
帰り道に「どうしてちゃんとケースに入れたり、蓋をしたりしないの?」と聞いてみたら「やらなくてもいいと思った」と答えた。
「やらなくてもいいはずないやん。物は大事に使わないと。片付けできないと物がなくなるよ」と言うと「面倒臭かった」と答えられた
なんだか更にガッカリ
自分だけやらなくていいと思う心境がわからない。
周りが見えてなくて、みんなそんなふうだと思っているのか。
単にマイペースなのか。
よくわからない。
とりあえず「整理整頓」という意味を教えて、一つずつ教えていくしかないのかな?って思った。
そんな細かいことまで言わなくちゃやらないのか・・・そう思うと心配になる。
それとも、そんなものなのか。
ちゃんとケースに入れて蓋をする。
そんなに難しくないやろう!
きっと言われたことしかしないんだろうね。。。
でも言われたら出来るんなら、しばらくはそうやって習慣付けていくしかないのかな。
そしてその日はしつこく幼稚園に着いたら何をするのかを確認した。
今朝は、1日の流れを紙に書いて説明した。
文字が読めるので、そういう意味では少し楽。
そして、整理整頓のお約束もした。それも紙に書いた。
今日はバスから降りてすぐに「おかあさ~ん、今日は全部出来たよ~」と言っていた。
ちょっと大袈裟なぐらい褒めた。
いや、褒める程のことではないのかもしれないけど、やっぱり約束を守ってくれると嬉しい。
明日も約束を守ってくれるかな?