持つべきものは 友人
2010年南座顔見世代役は仁左衛門さんら らしい
京都の友人から電話があった。このブログで何度か書き込んでいる、優雅な着物美人である。
いつものように疾風のような電話。
「決まったよ、南座。今月、休演。で、チケ、大丈夫?」
昼はとったと伝えたが、彼女の声はいつもより黄色い。前半で昼夜とっていた彼女は、後半も何度か通うと言う。
「ニザさんかもよ。ニザさんらが代役勤めるらしいと聞いたけど…。」
まぁ!彼女の声の艶やかなこと。池に姿映せるもみじのようである。
友人との観劇日の折り合いがつかず同行は辞退したが、来年には会おうと受話器を置く。
只今 京都はもみじ真っ盛り。散るゆく落ち葉は美しく、我心には 阿国舞山三。
それにしても海老蔵さん、お気の毒だと心が痛む。
海老蔵さんのご回復を祈願しております。乱鳥