乱鳥の書きなぐり

遅寝短眠、起床遊喰、趣味没頭、興味津々、一進二退、千鳥前進、見聞散歩、読書妄想、美術芝居、満員御礼、感謝合掌、誤字御免、

持つべきものは 友人  2010年南座顔見世代役は仁左衛門さんら らしい…

2010-11-26 | 舞台・音楽 雑感メモ





    持つべきものは 友人

    2010年南座顔見世代役は仁左衛門さんら らしい

      





 京都の友人から電話があった。このブログで何度か書き込んでいる、優雅な着物美人である。

 いつものように疾風のような電話。

「決まったよ、南座。今月、休演。で、チケ、大丈夫?」

 昼はとったと伝えたが、彼女の声はいつもより黄色い。前半で昼夜とっていた彼女は、後半も何度か通うと言う。

「ニザさんかもよ。ニザさんらが代役勤めるらしいと聞いたけど…。」

 まぁ!彼女の声の艶やかなこと。池に姿映せるもみじのようである。

 友人との観劇日の折り合いがつかず同行は辞退したが、来年には会おうと受話器を置く。




 只今 京都はもみじ真っ盛り。散るゆく落ち葉は美しく、我心には 阿国舞山三。




 それにしても海老蔵さん、お気の毒だと心が痛む。

 



              海老蔵さんのご回復を祈願しております。乱鳥

                





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2010年 室生寺の紅   (10景)

2010-11-26 | お出かけ



 

              室生寺の紅


 




 昨日、奈良の室生寺に行く。

 石段が美しい。

 建物が美しい。

 湿り気のある空気も美味しい。

 もみじが赤い。

 そしてもみじ以上に、こなれた室生寺の建物壁面が紅い。

 この紅は心に染み入る・・・。

 













































                              2010年11月25日
                                

                                室生寺にて
  








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ご回復を心より望む・・・

2010-11-26 | 舞台・音楽 雑感メモ




 随分以前のこと。

 小芝居で、某役者がポリープ手術のため出演不可能になったことがあった。

 その役者には非情に気の毒だが、大根だった彼が出ない舞台はそつなく良かった。

 劇団にとっては彼は華だが、芝居にとっては 真夏の白き根菜。えぐみがあった。

 当世風人気役者と大根役者は 紙一重の場合も多々あり。

 


 以前の松竹座のこと。

 訳あって『女殺油地獄』の主役役者が変更になった。

 一度見たいと思い望んでいた仁左衛門丈の与兵衛は、わたくしにとっては天から授かった贈り物。

 その興行は後半にチケットをとっていたが、知ったその翌朝 急遽松竹座に向かい、チケットを購入。

 一度は幕実席でも見たので、おかげでトータル 仁左衛門さんの『女殺油地獄』は三度見ることができた。

『女殺油地獄』は歌舞伎座さよなら公演でも仁左衛門一世一代として演じられた。




 ついさっき 出勤前の娘に海老蔵さんのお怪我のようすを聞き、驚く。

 十二月には南座の顔見世があるが、また代役かと 彼にはお気の毒に感じる。

 そして…

 昼夜観劇を渋っていたわたくしは、ここにきて無い日程を絞り出してでも夜も観ようかと検討し始める。




 海老蔵さん、今しばらくはゆっくりとお休みになって、治療に専念なさって下さい。

 来年ころ!には…と、

   海老蔵さんのご回復を心より望む・・・









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