乱鳥の書きなぐり

遅寝短眠、起床遊喰、趣味没頭、興味津々、一進二退、千鳥前進、見聞散歩、読書妄想、美術芝居、満員御礼、感謝合掌、誤字御免、

春日大社  奉納舞楽 『南都楽人』

2011-02-03 | 舞台・芝居






      『南都楽人』







 春日大社の節分 舞楽奉納を楽しむ。

 五時半から始まった舞楽。

 おそらく演目(曲?)は『南都楽人』

 解説をなさっていた方が、この舞楽は何十年されてなく、見るのは初めてだとおっしゃっていた。

 調べて見ると、雅楽の演者(楽人)を南都楽人と呼んでいるそうだ。




 南都楽人のぶゆきさんのHPによると次のように記されている。

 奈良で雅楽を伝承するために平安時代後期(西暦1000年ごろ)に形成された南都楽所(なんとがくそ)の雅楽の演者(楽人)を南都楽人と呼んでいます。南都楽所には任免についての記録『楽所補任(がくそぶにん)』にちなんで、現在も楽頭(がくとう)・楽師(がくし)・楽師補(がくしほ)・楽生(がくしょう)・研修生などの楽人の登用制度 があります。
 京都・奈良・大阪の雅楽を伝承する団体として大内楽所(おおうちがくそ)・南都楽所(なんとがくそ)・天王寺楽所(てんのうじがくそ)があります。これらは「天下の三方楽所(さんぽうがくそ)」とよばれています。このうち、南都楽所は社団法人南都楽所として現在に至っています。


 そういうと以前舞楽の本を一冊だけ読んだ事があったが、そこにも上のような説明が載せられていた。




 私は全く舞楽を知らないので、始まる前からわくわくそわそわ。

 燐席のご夫婦に色々親切に教えていただいてはいたが、アウトラインさえ皆目検討がつかない。

 一時間位か、或は半時間くらいかと時間も気にかかる。

 ところが、始まって楽しんでいると一演目(或は一曲)15分で終了。

 私は写真を撮り、見るのも怠らなかったが、楽しくて物足りない。もっと見ていたいという気持ちが強い。

 音楽は気持ち良く心に響き、血液の流れが滞りなくスムーズで気持ちが良い状態に感じる。

 また、動きや手に特徴があるが能楽とは違った動きで興味深い。

 能楽関係の本で以前読んだが、能楽も元は舞楽に近い動きだったと書かれたものがあった。

 おそらく猿楽の頃の演じ方かもしれない。

 詳しくは知らないが世阿弥が動きを変えたとも記されていた。



 舞楽は全くわからないが、楽しい或は これからも見たいと感じた。

 動きや音楽も美しく優雅だが、衣装も素晴らしい。

 頭や腰紐(?)や色など意味があるのだろうが、私には全くわからない。

 ブログでお世話になっているS様は舞楽について熟知されている。




 実は今回春日大社で舞楽があることを教えていただいたのも、親切なS様。

 おかげで私は舞楽を見るといった経験に恵まれた。

 貴重な経験をさせて頂き、ありがとうございました。

 これからも機会を見つけてゆっくりのんびり楽しませていただきたいと思います。

 本当にありがとうございました。

 

 ところで舞楽の写真ですが、見た位地と私の力では上手く写すことが出来ませんでした。

 数少ないぶれた写真ですが見ていただけましたらうれしいです。


































 最後までおつきあい下さいまして、ありがとうございました。

 心より感謝申し上げます。







              2011年2月3日  節分に日

              奈良 春日大社にて  奉納舞楽


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1/12-3   徒然 無題  鰯入道作

2011-02-03 | ことのは










 今日はせちぶん あったか たかだか

 笹板 破れも切れよくば

 ここはどこのほそみちじゃ

 鰯入道本道本堂

 ほんに二月の にほん晴れ


 家族二人を送り出し

 二時から入魂夕飯支度

 家族 あたたか ありがたや

 鰯入道本道本堂

 ほんにせちぶん にほん晴れ             鰯入道


 



       ……なんのことですのん?わけわかりませんやん








 






 先日、青山茂先生のお話の中で春日大社の乗っ取りの話を興味深く聞いた。

 以前にも何かで読んだことはあったが、榎本の神 を頭の片隅に置きながら、歩いてみたい。









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『和爾の里を巡る』「謎の豪族・和爾氏と天才歌人・人麻呂のルーツを探る」青山茂 近江昌司

2011-02-03 | 民俗考・伝承・講演










 先日(1月29日)青山茂先生と近江昌司先生のお話を聞くために天理に行く。

 テーマは『和爾の里を巡る』「謎の豪族・和爾氏と天才歌人・人麻呂のルーツを探る」

 翌日には現地講座(ウォーキング:約8km)があったが、寒波徒天気予報を見て、「ムリムリ、ムリ~」と、へたれの私は断念。
 
 コースは次の通り


     JR櫟本駅前→人麻呂の故郷・歌塚→和爾下神社→赤土山古墳→白川ダム→和爾坐赤坂比古神社→櫟本高塚公園→JR櫟本駅前

 残念なことをした。

 暖かくなれば業平寺(上コースの南)も含めて、上コースの一部でも歩いてみたい。






 三年前から案内所が突然送られるようになってきた。

 なぜだろうと考えてはみたものの、わからない。

 もしかすれば、奈良市内で開かれた能楽の集いに参加し、青山茂先生のお話を聞いたからかもしれない。

 いずれにせよ、青山茂先生の話し振りは好きだ。
 
 特長としては、まずこれから話すテーマ、そして何を話したかを噛み砕いて話される。

 だいたい一コマの話でテーマはひとつに絞ると良いと言う話も聞くが、青山先生はその典型。

 今回も、
「所詮一時間で人麻呂の話をするというのは無理。資料は莫大。」
と、話されていた。

 潔い。

 今回の人麻呂のルーツや名前の話、豪族和爾との関わりなど、かなり興味深い話が盛り込まれていた。

 二年前の、
「私は九州説だと考えるが、奈良に住んでいるので奈良だと思いたい。だから卑弥呼は奈良にいた。そして山辺(西)を歩いていたと信じたい、だから歩いていたんであろう…と思いたい。」
と言った合理的な話し振りにも、当時 魅力を感じ納得。

 素直なわたしである。


 
 青山先生の雑談として、折口信夫氏との接点を話されていた。

 折口信夫氏とは隣町で、青山先生のお兄さんと同級。

 折口信夫氏のご両親はお兄さんの仲人をされたという。

 なんだか講演内容に全く関係ないところでわたしは「折口信夫」という名に反応。

 青山毒舌、梅◯T 氏切りには正直笑った。

 今回も青山先生の妙に説得力のあるにお話に魅せられ、楽しい時間を過ごさせていただいた。



 



 近江昌司先生のお話は正直、話されることを事細かに筆記。

 割合に早口の先生なので、ノートを見ずにメモったあとを見ると宇宙人の速記暗号のような文字。

 ノートをとったおかげで、把握することが出来た。

 しかし、よく一時間という短い時間で。これだけの内容を話されるなぁと感心することしきりなし。

 こりゃ、大学の講義なら2コマ(3時間)はのばして広げるんだろうなと、ほくそ笑む。

 

      



 ところでこの講演、会場を見回すとダントツでわたくしは若い。

 みなさん、年季の入った歴史考古ファンの方たちのようすで、かなりの遠方から毎年参加されている方も多いという。

 年齢的には15歳20歳は当たり前に年上の方たちだ。

 これは困った。

 会場では目だつくらいに、一等賞の若造かしらんと、うつむく。

 こんなことを書くと私を見かけられた方、お話させていただいた方などはおわかりになる方もいらっしゃるかもしれない。(汗)



 お二方の先生がた、お話をさせて頂きました皆様、そして関係者の皆様、ありがとうございました。

 御礼申し上げます。

 





 みなさん、

 拙記録に最後までおつきあい下さいましてありがとうございました。

 心からお礼申し上げます。










           奈良学研究家(帝塚山短期大学名誉教授) 青山 茂 氏
           天理参考館顧問(天理大学名誉教授)   近江 昌司 氏

              主催 天理市 てくてくてんり実行委員会
              一般財団法人奈良県ビジターズビューロー/歴史街道推進協議会










コメント (9)
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わたしの好きなアーブギーネ博物館の陶磁器   (5景+3) 2008年

2011-02-03 | 美術・文様・展示物



               わたしの好きな
                 ceramic  
               

              アーブギーネ博物館


 






 前回の「わたしの好きなアーブギーネ博物館のラスター彩 1 」につづき、今日もわたくしの好きなものを紹介させていただきたいと思います。

 今回はイランらしい緑がかったブルーのceramic(陶磁器)を記録したいと思います。

 拙い記録ブログ、お見苦しい写真ではございますが、見ていただけましたらうれしいです。









 
 緑がかったブルーのceramic(陶磁器)  アーブギーネ博物館▼








































    


 最後までおつきあい下さいまして、ありがとうございました。

 みなさま、心より感謝致します。ありがとうございます。


    





                アーブギーネ博物館   イラン/テヘランにて

                2008年 緑がかったブルーのceramic(陶磁器) 
                    










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