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乱鳥の書きなぐり

「逆手」(さかて、ぎゃくて)、江戸時代はなんと言っていたのか?

 

 「逆手」、江戸時代はなんと言っていたのか?

 

 

「逆手」を「さかて」という人は、全体の7割だという。

 某台詞で「ぎゃくて」という言葉が2回出てきたので、私としては違和感があった。

「ぎゃくて」の場合は、柔道などのスポーツの場合に使用し、「相手の出方を逆手に取る」といった場合は「さかて」の方がしっくりとしていた。

 

 ところが、辞書によれば、「相手の出方を逆手に取る」などのように、ひゆ的な使い方をする場合は「ギャクテ」と読むのが従来の一般的な読み方だとするものが多い。

 

 台詞の舞台は江戸時代のものでしたので、古語辞典などで調べてみたが、これがまぁ、なんとも言えず、、、

 おそらく、「ギャクテ」と言っていたのではないかとさえ思えてきた。

 

「相手の出方を逆手に取る」

  ①ギャクテ

  ②サカテ このほかの「逆手」は、次のように使い分ける。

 (1)柔道などの場合「逆手を取る」・・・ギャクテ

 (2)短刀・刀を「逆手に握る・持つ」・・・サカテ

 (3)体操の鉄棒の「逆手車輪」・・・サカテ

 

 いつ頃使えわけたのか、古語では同言っていたのかが分からず、なんともいえぬ中途半端な記録にて、失礼申し上げます。

 

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田沼意次について

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