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乱鳥の書きなぐり

101; 『歌舞伎のデザイン図典 』 2000年 岩田彰著 中村雀右衛門監修 東方出版








2010年度 101冊目  






           『歌舞伎のデザイン図典 』

  



 岩田彰 著

 中村雀右衛門 監修
 
 東方出版(大阪)

 2000年

 157ページ 2,940 円



 早朝に起き,簡単に用事を済ませ『歌舞伎のデザイン図典 』を楽しむ。

『歌舞伎のデザイン図典 』は歌舞伎演目にそった衣裳や鬘や小道具が紹介され,まるで舞台を見ているような錯覚に陥る。

 藤娘の鼻の大きさなどの理由は有名だったが,部分によりその大きさが帰られ,利用価値が違っていたところまでは知らなかった。

 長唄歌詞が載せられており一度は読んだものの楽しくてならない。

 昼から声に出して読み、歌詞そのものもノート(或はコピー)に控えておきたい。

 これは楽しい本に出会えたと喜んでいる。







 歌舞伎は日本が生み出した、世界に誇る古典芸能である。その歴史は古く400年に及ぼうとしている。歌舞伎の舞台に登場する衣裳、かつら、小道具、大道具には四季の特性を捉えた日本人の心が集約されている。そこに表現されるかたちは、歴代の名優と歌舞伎に携わる裏方が築き上げた独特な日本の伝統文化に、仏教伝来と共にシクルロードを通り伝播した、先行芸能の芸と技を生かしたものである。本書は“色彩と象形によるデザイン”という視点で様々な方向から展開し、歌舞伎を通して日本文化の再発見を味わう絶好の楽しみを提供する。
歌舞伎の衣裳に表われた花鳥風月、小道具・大道具・かつら等の意匠の美を、カラー写真380点で解説。色彩と象形の斬新さを楽しみながら、日本独特の文化の再発見へと誘う。
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