三月某日
広橋梅林を楽しむ。
里山ハイキングコースという山間部は 8~9キロの間に 5000本の梅林。
白梅、紅梅、そして淡桃色、一重咲き、八重咲きを一度に楽しむことができる。
若木のはずれには見事な古木の姿も現わし、絵にくらい私でさえ、水墨に残しておきたいと感じる。
そう、ここは 広橋峠一帯に広がる 梅の里。
奈良では三本の指に数えられる梅の村らしい。
峠や梅林からは 金剛山や高見山や大和盆地を見ることができる。
小雨や雨の後などに歩くと、水墨画の世界の楽しめるのではないだろうか・・・。
幽玄美を感じとれる広橋梅林。
できれば 夫婦や友人とゆっくり味わい楽しみたいコースである。
途中、茶屋でこんにゃく煮やよもぎ饅頭も楽しむことができる。
農家の手作り風土産や山葵菜などの珍しい野菜も売られている。
商品の中に、山椒を見つける。
私はを山椒を三パック、購入。
炊いた山椒と青山椒。
炊いた山椒の方は、若干香りとしびれは少ないが、うすあじのだし味で、こんな美味しい山椒は初めてだと感じる。
結構多く入って、一パック二百円。
山椒の好きな私には、とても嬉しいお味と値段。
梅の香りを存分に楽み、買い物を楽しんだ後は、下市温泉につかるのも良いだろう。