先月、馬鹿のように似顔絵を楽しみ続けていた日があった。
楽しかった。
楽しみついでに、家族全員のものも 悪戯した。
できあがったものをいつものように家族全員に見せる。
面倒くさそうな家族たち。
娘は、息子のを見て、大笑いした。
雰囲気が、似すぎているらしい。
息子は珍しく不愉快そうだ。
「似てない!!」
と、足をばたつかせて遊んでいた。
そこへ夫登場。
「似てない、似てない。」
と倅をあやしながら、大笑い。
息子は、しげしげと自分の似顔絵を見つめていた。
平和な家族である。