(写真は杭州の龍門古鎮の子供たち。この小学校たち、何だか懐かしい感じがする。昔見た光景。)
『上海雑伎団』 上海雲日之木雑技芸術団
3月下旬、上海雑伎団を観た。
雑伎団といえば上海も有名。上海には雑伎団が数団体(舞台)あるとのこと。期待は大きい。
私は、上海雲日之木雑技芸術団 の演じる舞台を観た。
いろいろな雑伎が、漫才のように一演技ずつ、一つ終わってはまた一つ と繰り広げられる。
中国舞台では立体的空間を使い、単純な筋楽を追った中で 雑伎なども繰り広げられるといったパターンが多かったので、こういったシンプルな舞台は、基本的で上品にも感じた。しかし、雑伎が単純で、面白みはいまいち感じない。
昔からの小規模なサーカスパターンを目で追った感じがする。
驚いたのは二つ目の演技。
大きな舞台に、綺麗な女の子の手品師一人・・・。
結構地味な感じがして、拍手が少ない事が、客として申し訳なく感じる。
今回のような大きな会場の舞台には、少し不向きかも知れない。
会場みんなが、待ってました!のバイク5台演技は迫力物で、周りの人たちも 瞬きもせず食い付いて見入った。
地球儀状の鉄の檻の中に上下左右に猛スピードで走ると、一台のバイクでも驚いてしまうが、バイクは合計五台。
グルグル!どころではない。
理解不可能な角度で、五台のバイクは規則正しく暴れまくった。
ただし、雑伎見たさに行った私としては、多少違和感も感じる。
写真は撮っても良かったのだが、やめた。
臨席した身なりの良いフランス人らしき女性の 不思議なほどに素敵な香水の香り。
このほのかな漂いは、香水を付けない私にも心地が良かった。
あの香りは、なんて言う名前なのだろう・・・。
聞いておけば良かったと、後悔。
こんなに素敵な香りは初めて・・・。