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乱鳥の書きなぐり

冠婚葬祭  岩波新書 新赤版  宮田登 著 (興味深い一冊でした)

 

(写真は、人生を感じる?隈取されたお面の数々。下には、

  梅川インベーダー

  石川・・・五右衛門

  片岡アラカルト

  中村ルーレット

  澤村プリクラ

  坂東モグラ太(たたき)

などの『まねき』が掛けてあり、見事な歌舞伎パロディに、一瞬見とれてしまった。但し、仁左衛門さんに似たような美形の面はないことを、付け加えておきたい。

 理屈抜きに、ゲームセンターなのに、素敵・・・。

 大阪の『曽根崎心中』で有名なお初天神近くの曽根崎町の繁華街。すぐ近くには大きなビルがそびえる中、ゲームセンターや飲み屋さんが建ち並ぶ。今は煩雑な街だが、ここがその昔、心中の森だったとは信じられない・・・

 

 

記録だけ 2007年度 60冊目                 

 

 

     冠婚葬祭 

                                            

 著者  宮田 登

   東京教育大大学院博士課程終了

    民族学専攻

    1999年当時 神奈川大学教授・江戸東京博物館客員教授

 岩波新書 新赤版 630

 1991年9月20日    

 198ページ 660円+税  

 

 六月十一日。今日は本をぼんやりと読んでいた。

 二冊目は『冠婚葬祭』。

 この本は内容がとても興味深く、面白かった。

 知らないことが数多く書かれていたが、言葉使いが美しく、読みやすい。

 内容が深いので、宮田登氏の他の本も是非読んでみたい。

 

 

 ところで宮田登氏って、すでにお亡くなりになられていたようで、とても残念です。ご冥福をお祈りいたします。

 

 宮田登氏に興味を持ったので調べていたら、内容の充実したHPを見つけましたので、記録しておきたいと思います。

宮田登先生追悼:当時の一学生として
静岡県立大学国際関係学部 湖中真哉さん HP ↓

http://africa.u-shizuoka-ken.ac.jp/j/Essays1/Miyata.html

 

 恥ずかしながら、宮田登氏の本に初めて出会い、興奮気味の私。早速家族に問うてみた。

 この宮田登氏という民族学者は、相当有名だったらしく、家族に話すと、「知っただけでも、良かったじゃないか・・・そもそも宮田登という人物は天才で、・・・・・・・・・。」

と、小一時間、いや、それ以上、宮田登氏に話から『この世とあの世の境界線』の話に至るまで、話し込んでくれる。

 二人でバーボンを飲みながら、家族の講釈に付き合ったが、何冊か読みたい本を手に入れる約束にこぎつけた。

 氷がいやにひかりを放ち、セペア&オーレオリンがカラカラと声高に笑う。

 ラッキー。

 私は幸せである・・・。

 

 

 

コメント一覧

マナー辞典!冠婚葬祭、ビジネスなどのマナー集 様
TBいただきありがとうございます。
TBいただきありがとうございます。
感謝申し上げます。
ありがとうございました。
乱鳥
やまとなでしこあん様
ふと天上を見上げてしまいました。
・・・・・何にもいなかったです。

に、思わず噴出してしまいました。
やまとなでしこあん様って、楽しい方ですね。

やまとなでしこあん
あるのですね
http://blogs.yahoo.co.jp/yamatonadesikoann
今日はアルバイト先の人口密度が小さくて、とっても静かでよかったのですが、ちょっぴり怖くなりました。一人で広い建物の中の広い部屋でもくもくと作業をしていたので、ふと天上を見上げてしまいました。

・・・・・何にもいなかったです。

そして、忘れることにしました。実は冷房でお腹が冷えて、具合が悪くなってきたからです。

用事があるというのは強いですね。

乱鳥
やなとなでしこあんさま
怖かったのは、私の父のむしの知らせ。そして、それにまつわる話です。

このむしの知らせ。偶然にしては奇妙なのですが、問題は葬式の後。

夫に大声であわてて起こされてなければ、今頃、どうなっていたのかと・・・身のけがよだちます。

ちょうど同じ時間に、母も私と父を見たとか・・・結構怖い経験でしたが、自分の身に起こったことなので、こればかりは信じます。
但し、夢かも・・・

夢にしても同時に三人が同様の夢を見たのは、やっぱり怖い。

世の中には奇妙な偶然?がおこるものですね・・・
乱鳥
えみこさま・・・やまとなでしこあんさま・・・楽しみで・・・
先にそちらのページににお邪魔させていただいておりました。


ブログ開設、おめでとうございます

少し寂しくもありますが、新ブログを拝見して、とても楽しませていただきました。
素敵なページだなぁって、感じました。
素敵なブログと共に、素敵な時間をできるだけ多くはぐくんでゆきたいですね。
これからも、末永く、よろしくね。

リンクの件、ありがとうございます。
こちらにもリンクさせていただきたいと思います。
これからはやまとなでしこあんさんと呼ばせていただくことにいたしますね

えみこ
やまとなでしこあん
あっ、ごあいさつしてなかった。

よろしくお願いします。

新しいページに乱鳥さんのページをリンクさせていただいてもいいですか?それもよろしくお願いします。
えみこ
聖地は怖い?
突然ですが、

http://blogs.yahoo.co.jp/yamatonadesikoann

ジオログから、↑のブログに移住しようかと思いつきました。まだ、試運転中です。

名前は「やまとなでしこあん」で出ています。

どうしてかって言うと、ジオログだと過去の記事を見つけるのが大変になってきたからなんです。

聖地★巡礼の時に撮った太陽の塔の大きな写真を載せてます。恐山なんか載せたいけど、映像が無いので、これからのお楽しみで・・・・。
乱鳥
先週 図書館で『ふるさとの伝説』(3=幽霊・怨霊/4=鬼・妖怪・・・宮田登先生責任編集・・・ぎょうせい出版)を借りました。すごく怖い絵が載っています。

怖いのに興味深い。感心があるから怖いのでしょうか。

妖怪も幽霊には出会ったことはありませんが、人間の第六感とか無視の知らせにおいては、自分の経験したことだけは信じています。
今考えても身震いする経験って、いくつかあるものですね。
それが家族と同時に重なった時は、正直怖いです・・・
えみこ
怖い!
わかります。そんな経験あります。

妖怪も幽霊も出ていないのに怖いのです!何故なんだろう?
乱鳥

少し怖い映画などを観た後は、今でもトイレが怖い。お風呂で洗髪も怖い…そういうと昨日『嗤う伊右衛門』を録画したのでした…

こどもの頃 親戚の田舎に一週間ほど泊めていただいたことがあります。そこは共同便所(便所とは失礼)出、家から1,2分歩かねばなりません。ところが、途中、道の脇にお墓がありました。小学校高学年にもなって、夕暮れ以降には、おばさんに毎回トイレについてきてもらってました…戸を閉めるのが怖かったのを覚えています。
えみこ
台風前??
うっかりものの私は台風の前は大忙し。飛びそうなものをせっせと非難させなくてはなりません。バケツ・物干し竿・自転車・・・・。

木々のざわめきなんて、嵐が丘を思い起こしました!

台風のすぐ後の西吉野村に行ったことがあります。木々が倒れていてすごかったです。私の子どもの頃は家の近くに大きな川があったので、台風の後は濁流がすごかったです。

トンネルは何も考えないようにしています。この頃のトンネル長いですよね。運転してることが多いかな。

昔って怖いところが多かったのでしょうねぇ。
夜中のトイレだって!
乱鳥
えみこさんへ
戻られるといった話はよく聞きますね。

境界線の向こうには何かがあると思うことによって、人間は少しでも安堵したいのでしょうか…
そこには再生や輪廻に通じる思い入れがあるのかもしれませんね。
魂がさまよう、戻る(49日や大文字焼き)や、骨信仰などもその一つの表れかもしれません。

外国の鳥葬(輪廻→最近は少ない)や日本のお骨を焼く(魂が戻る場所を失わすため)、ミイラ(再生)などさまざまな考えが残っているのでしょうね。

こけし(口減らしや子の死の代替)や雛流し(身代わり・厄流し)など、色々な習慣が残っているのも興味深いですね。

なんだか日本の習慣や先人の考え方って、興味深いですね。

トイレまでの廊下と同じように、私はトンネルや台風前の山中の木々のざわめきなどが苦手です。


えみこ
あの世は
本当にあるのでしょうか?

今日、お会いした方に若いときに死にかけたお話を聞かせてもらいました。体からだんだんと自分が離れていき、戻ろうとしても、戻れなかったという体験をされたそうです。

子どもの頃、トイレまでの廊下の最後の一部が両側壁でした。そこを通過するとき、何となく自分というものの存在自体を考えてしまうことがありました。あまりに哲学的すぎて、答えは考えることが無駄だと結論することにしました。これも境界線だったのでしょうか。(臭い話ですみません。)
乱鳥
えみこさんへ
宮田 登せんせい は1946年生まれ、2000年になくなられました。

日本だけではなく、中国やイランなどにも あの世との境界線の言い伝えや考え方は多く残っているようです。
有名なとことでは村はずれの地蔵様。橋や川。
煙突や屋根。井戸やトンネル。岩屋や室。まだまだあると思いますが、今、これくらいしか浮かびません。
この世との仲立ちをする動物たちも色々いるようです。
長くなるので、説明が書けなくて ごめんなさい。
えみこ
宮田 登せんせい
って、何年生まれの方なんでしょう。

「この世とあの世の境界線」のお話もくわしく教えていただきたいなあ。
乱鳥
ね、楽しいでしょ…
澤村宗十郎さんなどの歌舞伎役者さんがいらっしゃるのです…
maki
梅川インベーダー
石川・・・五右衛門
片岡アラカルト
中村ルーレット
坂東モグラ太(たたき)
わろた、、
澤村プリクラの、
澤村って、誰?
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