ねこがいる。
私はねこと暮らしている。
夫と娘と息子とねこと私の五人家族。
今は賑やかである。
つい数年前までは、いぬ とも暮らしていた。
以前から何度か記録している、ヨーキーの女の子。
未だに足音がかさこそと聞こえる気がする。
子どもと同様のかわいがり方だった。
ちまたでは ねこ派、いぬ派とということばがよく使われる。
わたし自身は 血液型と同様、そういったことは認めない。
付け加えるならば、血液型を信じる方の気持ちもわからないでもない。
自身も含めて、人は無意識に区分付けして、自分を優位に立たせる生き物である。
二本足で立った、人間の性といえよう。
人それぞれ、いろいろな考えたがあることは認めたい。
以前から言うように360度から一つの物事をとらえ、論じることは私には可能。
偏った考えはとらず、いつも人の意見を聞き入れる柔軟性を持ちたいと思うて、今まで生きてきたつもりである。
しかしながら、私は思う。
私はねこかいぬかどちらを好きか、と。
これはかなりの難題と言うよりないだろう。
答えは・・・両方ととでも言っておこう。
両方好きな部分と嫌いな部分がある。
そういったところを認めた上で、私は 犬もねこも好きである。
こういったことは人間関係にも似ている。
夫婦しかり、親子しかり、友人しかり、師弟関係しかりである。
異なる意見の交換があり、そういった人とは人間関係も続くというのは、不思議である。
違う感覚が、私には心地が良い。
異なる意見に触れると、この人は私とは意見が違う、或いは、この人とは合わないといった考え方を持たれる方も多いようだ。
私はその逆だといえる。
我が家のねこ派今は14歳。
元気さと人なつっかさが取り柄。
夫のかわいがたぶりをみていると、将来のペットロスが心配に感じる。
次にねこの死を迎えると、我が家には同居する動物がいない。
悲しみはねこに一点集中。
その折は、今以上に私が夫を支えたい。
私も、年をとったなぁ・・・。
子どもも今や、二人とも二十歳を越えた。
写真は 以前 小笠原ねこ騒動の記録をしたときのもの。
化けねこ のつもりで写真加工した 我が家のねこ。
化けねこのイメージだが、とてもかわいい。
飼い主馬鹿である。