(2007年9月3日。
写真はイランのターケ・ボスターン(遺跡)の近くの、キャバブ屋。
ターケ・ボスターンの周辺には、キャバブ屋が多い。
写真の店の 羊のキャバブや クビデ(串刺し、羊のハンバーグのようなもの)、モツのキャバブは最高にとても美味しかった。
イランでキャバブはかなり多く食べたが、ホテルよりも、高級レストランよりも、一番印象に残る味。
高級レストランでは、羊のキャバブを扱ってないところが多い。
「羊。」
というと、
「うちは牛肉しか扱ってないよ。」
と馬鹿にされる始末。
イランでは安い店と 家庭料理が美味しいというのは、本当だと思った。)
記録だけ 2007年度 82冊目
よくわかる最新医学 『中性脂肪と コレステロール』 高脂血症を治す
石川俊次 著
主婦の友社
平成12年8月20日
平成14年9月20日 第7版
191ページ 1300円+税
気軽に 石川俊次著の 『中性脂肪と コレステロール』 を読む。
知らなかった ためになる部分が 数ヶ所ある。
こういった本は大体において、一ヶ所有効な部分があればよしとしているが、この本は 上の意味でも良書といえる。
ただ、傾向としては実際に数値に現れているのかもしれないが、血液型云々の話は、首をかしげる。
血液型を言い出したのは、近年のことである。
確かにアメリカや諸外国でも、血液型による性格判断を研究し、傾向として数字に表してはいる。
しかし全ての人に、当てはまるのではない。
人間の平均寿命のように、この場合も数字のトリックが働いていることは確かだ。
著者、石川俊次さんはソニー(株)健康開発センター長 及び、慶応大学医学部の客員教授もされているとのこと。影響力は大きい。
まして こういった売れ筋の本で、まことしやかに血液型を判断基準におくのではなく、傾向であることを付け加えねば、血液型の差別は 今以上に過熱するのではないかと、心配する。
上の一点を省くと、分かりやすく、また短時間で読める 馴染みやすい本だったことを、付け加えておきたい。