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記録だけ
2009年度 130冊目
『インド神話入門』
長谷川明 著
新潮社
1978年11月25日 初版
2004年12月10日 第22版
119ページ 1500円+勢
本日二冊目は 『インド神話入門』
図書館に行くと、新しい本は入っていた。
そういうと今日は九月の一日。
新しい本が並ぶ棚からは『インド神話入門』と『一度も◯◯◯になった事がない◯◯』を借りる。
他三冊。
私が学生の頃、インドブームになった事があった。
最も家人の頃にもインドブームはあったらしいから、インドは人気があるのだろう。
現に娘もインドには行った事がある。
大学の友人でインド好きの女性がいた。
彼女はヨーガ・スートラーを習い、お香をたき、布を巻き付けていた。
ライブハウスの拓拓(字は合ってるかな?もう忘れてしまった)や拾得が好きだった。
私たちより十歳以上お年が上の、どちらかかのライブハウスの二階で、ヒッピーみたいな洋服の人が手づくリの小物をで売っておられた。
彼女はそれに魅力を感じていた。
私はジャズ喫茶やジャズライブやクラッシック喫茶にも行ったが、彼女はインド一筋だった。
人は一途な人と、色々な事に関心を持つ人がいるらしい。
奈良のご年配の方に、
「人間、一つの事をしな、あかん。わし等アホやけど、一つの事だちょっとは賢いねん。」
とおっしゃっていた。
「一つの事で 収入に結びつけな、あかんねん。」
と力説される。
一理あるとは思いつつも、私は今の生活に満足している。
広く浅くたとえ収入に結び付かなくとも、楽しい人生を歩んでいると思う。
中国の山西省に行った時の事。
同ツアーの紳士的な殿方が、
「日本人やったら、インドに行かないと、だめだな。」
とおっしゃっていた。
私はインドに行く予定はない。
インドに行くなら、二十代に行っておくべきだった。
今は、気力がない。
インドは好みがある。
旅行好きの息子も、インドには今のところ、関心がないようだ。
インド料理。
娘に教えてもらい、聞いた通りにカレーやチャイやチキンを焼く。
結構おいしい。
ひよこ豆やホウレンソウのカレーはマイルドでうまい。
ナンはインド料理を作る前から焼いていたので、気分で焼いてみる。
調味料(香辛料)は現地調達の土産。
何種類も買ってきてくれたが、冷凍室に入れた香辛料もそろそろなくなりかけている。
インドの香辛料には塩が多く含まれているので、注意が必要。
イラン、トルコ、エジプトの香辛料には見られない事だ。
『インド神話入門』には歌舞伎の『鳴神』が載せられていた。
写真は十二世団十郎。
インドという知らない国の話の中で、旧友に出会えた気がした。
『インド神話入門』はわかりやすき書かれていて、中味も満足できるもの。
インドを語る上で諸外国に応用のきく共通項が認められた。
コメント一覧
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やまと さま ★^^★
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やまと
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