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乱鳥の書きなぐり

イラン 世界の国ぐにの歴史・15 岩崎書店

(写真はイランのポピュラーな菓子。ひよこ豆のクッキーのようなもの。豆は黄粉のように粉にしたものが、固められている。程よく甘い。やわらかくてデリケート。強くつまむと、崩れてしまう。菓子の上には、刻んだピスタチオがのせられていた。

 布はイラン(イスファハン)の工芸品である『ガラムカーリー』。小さな木型に模様が彫られている。木型を少しづつ、染料をつけてたたくように押さえていく。根気と技術のいる職人芸。

 色はまず青→緑→赤・・・といった順番が決められている。日本で言うならば、浮世絵版画のような手順。布は押された力によって、厚みやでこぼこがあり、なんともいえない味がかもし出される。立体感や重厚ささえ感じさせてくれる布だ。)

 

 

 記録だけ 2007年 44冊目             

 

   イラン           世界の国ぐにの歴史・15 

 

                                                  

 著者  宮崎静一 

 岩崎書店

 1991年4月10日    

 205ページ 1980円+税    

 

 

 今月3冊目は『イラン 世界の国ぐにの歴史・15』

 初めに書かれていたせいぜい40ページの『1、イランのいろいろ』の部分が興味深い。

 中・高生用位の書物だが、上の部分(『1、イランのいろいろ』)には、イランの習慣や生活の知らないことが多く書かれていて、楽しかった。

 それ以降の記述においては、古代のイランから現代イランまでが、満遍なく 淡々と説明されていた。

 気楽に楽しく時間をつぶすことができた意味でも、良書だといえる。

コメント一覧

乱鳥
オオタ様へ
いえいえ、とんでもない。
好き勝手に記録を続けております
オオタ
ガラムカーリーという工芸品も、大変に、美しいものですね。
乱鳥さんのホームページには、美術に関することも多いようなのですが、何か、なされているのかな?
乱鳥
オオタ様へ
ごめんなさい。名前を書きそびれてしまいました。
Unknown
下の写真にも布はイラン『ガラムカーリー』が映っています。
上の食器のようなものは イランのエナメル細工(工芸品)です。

http://blog.goo.ne.jp/usuaomidori/e/101a31dca0701d9c756ec1926cd5b92c(内容は単なる読書記録です)
オオタ
工芸品
布の名前は、「ガラムカーリー」っていうのですか。知らなかったな。こういったイランの工芸品は、はじめて知りました。私が知っているのは、ペルシャジュータンくらいのものですよ。
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