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乱鳥の書きなぐり

乱鳥徒然   まぐろ初競り 「競高く 鮪肥ゆる富裕」


 
 京大博物館 アンモナイト
 その昔益富先生という方がいらっしゃり、十歳年上の兄が化石の会(益富地学研究会?)でお世話になっていたことがある。
 そのため、化石や鉱物は私の子供の頃より多くあった。
 小学生低学年の頃、こんにゃく石をくねくねさせたり叩いたり、雲母を剥がして遊ぶのが好きであった。
 こんなに大きくはないが、かなり大きなアンモナイトを益富先生に託した兄。
 アンモナイトを見ると、兄を思い出す。






  せりたかく まぐろこゆる ふゆ         駄鳥嫗
  競高く   鮪肥ゆる   富裕




 マグロの初セリがえらいほどに跳ね上がり、びっくり@@

 大マグロ1匹3億3330万を超えたとか超えないとか。

 庶民感覚では考えられないが、店舗を訪れる人やブログや話題にする人は多くいるであろう。

 宣伝効果も大きいであろうが、これで、景気もうなぎならぬマグロ登戸なるきっかけになればいいのだが。

 ニュースを見て、帰って財布の紐を締めた私って、どんなものでしょうかしらん。


 ほんとろの部分を一人一貫限り390円で食せるとあって、それを拝みたいばかりに長蛇の列。

 本来なら、このマグロ、ほんとろの寿司は一貫の値段に直せば、2,3万はするという。

 これって寒空の中を並び、大変努力をなさった上で食されるマグロのお寿司ですもの。

 美味しいでしょうねと横目で見つつ、私はといえば毎日せっせと、種類多きたっぷりお野菜とお魚などの煮物や味噌汁を作る。

 さ、今日も励もう、健康貯金&知識貯金。



 

 


 

 


 

コメント一覧

Rancho
自閑様
自閑様
嬉しいコメントをありがとうございます。

ほんとですね。
私も子供が小さい頃、ポルタに連れていき、大理石とにらめっこして遊んでいました。
多くのアンモナイトが見つかり、子供も喜んでいました。

自閑様は好奇心旺盛でいらっしゃって、研究熱心なので、色々凝って楽しまれることでしょう。
京都駅地下でもワクワク感は、私も共感できます。
いわば、私も不審者(爆笑)です。

マグロもその昔は雑魚だったそうですね。
江戸でも漬けにしてはやったとか。随分近年になってからトロも好まれたとか、些か暗い過去を持つマグロが今や高級魚なのですね。
京都に育った私は、昔子供の頃は鮮度の低い鉄分を感じるマグロは好んでは食べませんでした。
今は、梅田などで(安価な)マグロ専門店で食すると、美味しいなと感じます^^

御所横に化石の博物館があるのですか^^
知りませんでした。面白そうです。


ありがとう


自閑
私も化石に興味があります。
乱鳥様
私も化石に大変興味があります。といっても私の興味は、都市の壁となっているものです。
京都国立博物館の壁とか、入口の喫茶店とかを中の展示品並みに眺めていました。
京都駅の地下街の階段踊場壁なんて誰も見ないものを見つけては楽しんでおりました。1億年前にはまさかアンモナイトも壁になっているとは思わなかったでしょう?
誰も関心を持たないものに興味が湧く天邪鬼気質です。壁に向かって呟いている不審者です。(笑)
御所横の化石の博物館はついぞ行かなかったのですが。
家のローンに苦しんでいる私としては、マグロ一匹に及ばない事に呆れております。
拙句
いそのかみ古き新しジェラシック
(マグロにジェラシーを感じて)
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