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Tokyo 6 俳優座 音楽劇『人形の家』
俳優座劇場プロデュースNo.108
2019年9月3日(火)~7日(土) 感想
俳優座 過去の上演 作家別回数(劇団俳優座 公式HPより) 安部公房作品は過去5回、俳優座の100回公演記念はイプセンの『人形の家』
俳優座 過去の上演 作家別回数(劇団俳優座 公式HPより)
【戦後の創作劇】田中千禾夫(11)、
田中澄江(7)、
安部公房(5)、
真船豊、小山祐士、三島由紀夫、秋元松代、椎名麟三(各3)
正宗白鳥、久坂栄二郎、田口竹男、内村直也、(各2)、
岸田国士、川口一郎、太宰治、伊藤貞助、福田恆存、加藤道夫、木下順二、武田泰淳、その他(各1) 。
【戦前の創作劇】真船豊(7)、
森本薫(1)、
森鴎外、島崎藤村、郡虎彦、幸田露伴、小山内薫、菊池寛、久米正雄、横光利一、岸田国士、久保栄、阪中正夫、田中千禾夫、伊賀山昌三、川口一郎、鶴屋南北、(各1)。
【外国古典劇】モリエール、シェークスピア(各4)、
ゴーゴリ(2)、
アリストパネス、 ボーマルシェ、ゴルドーニ、クライスト(各1) 。
【外国近代劇】ストリンドベリ(5)、
チェーホフ(4)、
イプセン、バリ、ロマン・ロラン、ジャネット・マークス(各1)。
【外国現代劇】ブレヒト(2)、
ピランデルロ、ヴィルドラック、デュガール、ジロドウ、カミユ、コクトー、ロルカ、フランク、ヴォルフ、クルツコフスキー、プリーストリー(飜案)、
オニール、インジ、フィリッポ、丁西林(各1)。
上を見ると日本の作品と外国の作品はバランスよく同じくらいの公園をされていることに気づく。
モリエール、チェーホフ、ブレヒト、シェークスピア、ゴーゴリ、幸田露伴、三島由紀夫作の部隊も見て見たかったなと思う。
イプセンは一回上映されている。
おそらくあれか!(笑)
イプセンの『人形の家』は十代の頃から読み始め、4,50代で4度目を読んだが、つい先日夫と話をしていたところである。
「『人形の家』は歳を変えて飛んど読んだが、読む度に感じ方が変わるのよ。あれから歳もとったし、5回目を読んでみようかしらん。また、感じ方が変わっていたりなんかして^^」
と。
そして、その話の二日後、夫は文学座で音楽劇『人形の家』を探し出してくれた。
俳優座100回目の公演記念であった。
夫は俳優座や文学座や他いろいろな話をしてくれた。
えらく楽しそうだ。
上の作家別上演リストを見ると、多くの立派な作家が多い。
安部公房先生の作品は、5作品。
面白い内容部会戯曲が多いので、満足のいく部隊が展開されたことだろう。
俳優座で安部公房作品が多いことに、納得がいく。
あまり馴染みがないのだが、俳優座の創立当時(?)にいらっしゃった今は女子大で演技指導(?)をなさっておられる元役者さんは、安部公房スタジオの旗揚げに参加されていたのだとか。
高校生の頃安部公房先生の作品が好きで、大学一回生と二回生の頃に大津西武で安部公房スタジオを三回見たことがある。
そのうちの一回は、『イメージの展覧会』で、白い光の通る布を多用されていたことを覚えている。
一度目は役者さんがボールを落とされてしまったが、二度目の公園ではボールを受け取られていた。
何度見ても、舞台は変わる。舞台は生もの。だから演劇は面白い。
余談だがこの年に、安部公房先生にお茶をご馳走になった。
あの時話されていた演劇に対する先生の言葉は忘れられない。
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