simple life
今年も余すところ一ヶ月余。
今年は私にとって、どんな年だったのだろうか・・・。
おおむね 幸せ。
平々凡々 平常心是道。
全体において 楽しい時間を過ごし、穏やかな日々を送ったと言えるだろう。
春には○○歳になった。
分岐点もとうに過ぎた事を実感。
去年までは、まだまだ学生気分のつもりでいた。
誕生日を境に、ようやく中年であることを痛感。
ここに来て、こどもたちの若さが眩しい。
家族の定年はまだまだ先だと たかをくくっていた。
確かに先のことである。
しかし、誰しも老後は控えている。
今や年金などに頼れない事などを考えると、心して貯蓄にも励まねばなるまい。
出費の贅肉を取り除いて、貯蓄すべきだろう・・・。
物理的節約。
主婦である私は、日々節約に励んでいる。
私自身の個人的な収入はほとんどないが、時間だけはたっぷりとある。
新鮮な野菜を買い、時間をかけて調理。
料理は創作も多く、趣味もかねているので一石二鳥。
好みのパンを毎日品を変えて焼いている。
材料もわかって一石二鳥。
味付けもみんなの健康を考えて一石二鳥。
料理は節約に最も密着しているのではないか。
必要以上の品は買わない。
家族はいろいろと買い込んで葉楽しんでいるので、ここの部分は少し崩れる。
私は家中のがらくたを、せっせと片付ける。
これからも、必要以上の服は買わない。
シンプルで落ち着いたものを大切に着回す。
化粧はかなり薄いので、時間もかからない。
女性として、シンプルでちょっとしたおしゃれは忘れないでおこう。
鏡に向かってにっこりと笑う自分は、なかなかな良い。
家中を磨き、体を動かそう。
夫が出勤時には、散歩をかねて いつも駅まで見送っていく。
主婦は体を動かす機会が少ないので、結構いい運動になる。
夫も心地良く家を出て、話ながら仕事に向かう。
この習慣は続けよう・・・。
今は休んでいるハーブ。
庭でハーブを育て、料理や茶やお菓子に使いたい。
贅肉は引きは、出費だけにあらず。
一番節約したき部分は、無駄な時間。
私はこの時間というものを、どれだけ粗末に扱ってきたことだろうか・・・。
それを考えると、地獄を見るよりも空恐ろしい。
これからはシンプルに生きよう。
自分のために、家族のために、そして友人や困っている人のために・・・。
自分が考える良きと思われることだけを選択し、貫いていこう。
生活であれ、趣味であれ、何であれ、自分が認める事を推し進めていこう。
画家は自分の認識下で、絵を描くという。
人は自分の尺度で行動するという。
おのおのが各々の良きと思われる非横行で自分に責任を持って行動するならば、世の中も変わってくるのだろうか・・・。
人はそれぞれ自分の考えを持っている。
自分の考えだけが正しいとし、異質物を排除する人間は、悲しいな。
360度の方向性を持って考えられるといいな。
360度認めた上で、惑わされずに、自分は自分の道を歩もう。
攻撃的な言動の集合体は、この際 避けたい。
無駄に悩むことは省こう。
前向きに、自分の時間と格闘したい。
本を読んで、楽しい時間を過ごしたい。
舞台を観て、思いをはせたい。
奈良や京都を初め、日本の落ち着いた土地を、家族と歩きたい。
そこが民話や伝承、伝統芸能と密着した所ならば、なお良し。
絵画や美術工芸品を見て回りたい。
出費は最大限に減らし、好きなことに、とことん時間を費やしたい。
生きる。
私は私を生きる。
解放の時が来た。
物理的無意味なしがらみからは解き放ち、真の自由を手に入れる。
私は自分の時間を有効に過ごす。
好きな事を、好きな人や友人を、好きな時間を大切にしよう。
シンプルに、自由に自分を生きる。
まずは12月。
この一ヶ月をどのように過ごすかで、私の今後の人生のあり方が決まるような気がする。
その緊張感は私とっては心地良く、意欲がわく。
幸せな人生を歩むための、ステップ。
心は軽やかだ。