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乱鳥の書きなぐり

38; 王朝の歌人 9 『乱世に華あり 藤原定家』 久保田淳著  集英社 1984年





38; 王朝の歌人 9 『乱世に華あり 藤原定家』 久保田淳著  集英社 1984年





 王朝の歌人 9 『乱世に華あり 藤原定家』

 久保田淳 著

 久保田 淳(くぼた じゅん、1933年6月13日 - )は、中世文学研究・和歌史研究分野の権威といわれる国文学者である。

 東京大学文学部名誉教授。白百合女子大学文学部教授。

 東京生まれ。


 集英社

 1984年 10月

 256P 1,470円







 王朝の歌人 9 『乱世に華あり 藤原定家』を読了。

 とりあえず気になるところのほんの一部だけメモしたいと思います。




 初め手女性に送った歌 (42)


   はじめての人に

  かぎりなくまだ見ぬ人のこいしきは昔や深く契りおきけむ



 秋の三夕  (57)

  小学生の頃、親戚の家に一週間程泊まった時、となりの高校生のお兄さんが教えてくれた。

  というか、覚えなさいと言われ、一生懸命分けもわからず覚えた。

  偶然とういか不思議というか、その頃のわたしは定家、西行、寂蓮の順で好きだった。

  今は…内緒です。



  須磨の海人の袖に吹きこす潮風のなるとはすれど手にもたまらず(64-65)


   男性歌人も女性を謡うのは当たり前

   あぢきなく…も、その一例


  江戸時代の音曲「須磨の海辺で潮汲むよりも、主の心は汲みにくい」(長唄「鷺娘)」

   近世の演劇で、女形が本当の女以上に女らしさを表現するのと同じ芸術の不思議さ

 

  鷺のゐる池のみぎには松ふりて宮子のほかの心地こそすれ (69)


  「鷺のゐる」は後の能の「鷺」では神泉苑の描写



 「鳥」「獣」「虫」9和歌ではほとんど見られなかった) (77)

  漢文『古今和歌六帖』


  大和ことばにラ行で始まる音はない  (82)

  漢字音を用いて逃げる

  漢詩的風韻 仏教的色彩豊かなもの



  長すぎるので、ここからあとは省略(*^,^*)

  気になることや知らないことが多く、付箋だらけです^^;;




  今回も記録のみにて失礼申し上げます。






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