乱鳥の書きなぐり

遅寝短眠、起床遊喰、趣味没頭、興味津々、一進二退、千鳥前進、見聞散歩、読書妄想、美術芝居、満員御礼、感謝合掌、誤字御免、

114:『観世流謡曲百番集』「翁」「高砂」「羽衣」「小袖曽我」「土蜘蛛」「猩々」「江口」

2012-07-26 | 観世流(続)百番集、日本古典文学大系(謡曲)、能楽関係本

2012年  本

    114: 『観世流謡曲百番集』


           「翁」
           「高砂」
           「羽衣」
           「小袖曽我」
           「土蜘蛛」
           「猩々」
           「江口」


 観世左近 著  

 檜書店



『観世流謡曲百番集』から「翁」「高砂」「羽衣」「小袖曽我」「土蜘蛛」「猩々」「江口」を読む。

「土蜘蛛」は最近二種類の絵巻物でも楽しみ,能楽でも拝見させていただいた。

 また「江口」は最近見た映画『博士の愛した数式』にも一部でてきた。

 その時書きうつした部分をここにも載せておこう。



 「江口」
  思えば假の宿に、思えば假の宿に。
  心とむなと人をだに。
  諌めしわれとなり。
  これまでなりや帰るとて
  即ち普賢菩薩と現れ舟は白象となりつつ。
  光とともに白妙の白雲にうち乗りて
  西の空に行き
  ありがたくぞ覚ゆる
  ありがたくこそ思ゆれ


    (『観世流謡曲百番集』 539ページより)
      行を変えて,うつす





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