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乱鳥の書きなぐり

お茶、そして、祇園祭。祇園祭が近づくと、毎年心が騒ぐ。 そうだ! 圓徳院に行こう!



 京都 高台寺 圓徳院の茶室 【にじり口から入り、お茶をいただく】(6景)





   お茶、そして、祇園祭。祇園祭が近づくと、毎年心が騒ぐ。 そうだ! 圓徳院に行こう!


 かれこれ十年近く前のことになるが、京都の高台寺の 圓徳院でお茶をいただいたことがある。

 お茶は気が向いた時にはいただくことにしているが、圓徳院のにじり口から茶室に入らせていただき楽しませていただく抹茶はひときわ印象に残る。

 
 とある話をお偉い先生にお尋ねしていた時のこと。

 ちょうど茶筅の話が出た。

 茶筅は諸説多く伝えられているが、帰宅後、某論文3ページをネットで読み終え、一服いただきたくなった。

 そうだ! 圓徳院に行こう!とばかりに、心は浮き立つ。

 幸い一ヶ月間に及ぶ祇園祭も始まっている。


 祇園祭とお抹茶といえば今は亡き父を思い出す。

 父は煎茶と抹茶と和菓子が好きで、子供の頃から度々お茶屋さんに玉露や抹茶を買いに行かされた。

 お茶店のご主人はまだ小学生の私にも奥の丸缶からお茶っぱを何種類か出してくださって、お茶の歯を口に含ませ食べさせてくださった。

 度々行くのでお茶のみならず、お菓子まで頂戴したこともあった。

 京都のお茶専門の個人店はそんな感じである。(デパートでも、お茶入れてくださいますが^^)


 お抹茶のいただき方は、父直伝。

 裏千家で、袱紗の所作なども父から教わった。

 なので小学生の低学年から毎年連れてもらった京をどりや都おどりでお茶を頂くのは嬉しかった。

 祇園祭もまた然り。

 毎年、裏道のしっかい屋さんに連れてもらい、青畳の薫表玄関で煎茶をいただき喜びは格別であった。

 お茶、そして、祇園祭。祇園祭が近づくと、毎年心が騒ぐ。


 そうだ! 圓徳院に行こう!


 
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