乱鳥の書きなぐり

遅寝短眠、起床遊喰、趣味没頭、興味津々、一進二退、千鳥前進、見聞散歩、読書妄想、美術芝居、満員御礼、感謝合掌、誤字御免、

芭蕉翁記念館で、芭蕉真筆の『月見の献立』(伊賀市蔵)を見る

2024-10-19 | 美術・文様・展示物

 

 芭蕉翁記念館で、芭蕉真筆の『月見の献立』(伊賀市蔵)を見る

 

 先日の事。

 伊賀上野城に行った際、芭蕉翁記念館を見る。

 初公開の芭蕉の手紙や奥の細道の写し(江戸時代)など、興味深いもおのが展示されていたが、中でも目を引いたのが、芭蕉真筆の『月見の献立』

 真筆であり、竹の絵さえ見事であり、月見といった祝いの席にふさわしい水墨画である。

 最近私は水墨画を始めたので、食い入って見つめていた。

 

 字は見事。

 画も見事。

 書き加えるならば、水墨画に文字を入れるのは、一説によれば文人だけともいわれている。

 

『月見の献立』は献立が味わい深く描かれているだけではなく、右横には、実際に和紙などで献立を再現して展示されていた。

 芭蕉翁記念館の子気味の良いしゃれた展示に、思わず感心した。

 

 芭蕉の文字は美しく、読みやすい。

 思えば古典画好きな私だが、芭蕉についてはよく知らないことに気づく。

 今後の課題の一つだとほくそえむ。

  写真は、頂戴したパンフレットより写す

 

 

公益財団法人 芭蕉翁顕彰会

〒518-0873

三重県伊賀市上野丸之内117-13

(上野公園内 芭蕉翁記念館内)

TEL:0595-21-4081

コメント (2)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« つれ/″\種 上  正徹本 ... | トップ | つれ/″\種 上  正徹本 ... »
最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
また一つ (kei)
2024-10-19 16:04:06
その昔、俳聖殿を訪れたことがありましたが、
記念館はなぜかスルーでした。
良いものをご覧になって、また一つ種を仕込まれたご様子ですね。

大垣市の記念館にも未だ…で、なにやら行ってみたくなりました。
返信する
ありがとうございます。 (Ranchoです。)
2024-10-19 21:34:20
>kei さんへ
>また一つ... への返信

小さな展示室が一室でしたが、記念館の刊行本を見ると、力の入れ具合の大きさに気持ちよく感じました。

大垣市の記念館の記念館ですか。
知りませんでした。

秋の京都も良いですね
返信する

コメントを投稿

美術・文様・展示物」カテゴリの最新記事