乱鳥の書きなぐり

遅寝短眠、起床遊喰、趣味没頭、興味津々、一進二退、千鳥前進、見聞散歩、読書妄想、美術芝居、満員御礼、感謝合掌、誤字御免、

『グエムル 漢江の怪物』 ソン・ガンホ  韓国

2008年09月11日 | 映画

 

記録だけ

 

  『グエムル 漢江の怪物』

 

  2006年 韓国 120分

 

 監督&オリジナルストーリー  

ポン・ジュノ   

監督・脚本

 白色人(1994) 

 White Man フレームの中の記憶(1994)

 支離滅裂(1995)

 ほえる犬は噛まない (2000)

 殺人の追憶 (2003)

 Sink and Rise(2004) 

 -オムニバス作品「異共」 インフルエンザ(2004) 

 -オムニバス作品「三人三色」

 グエムル-漢江の怪物- (2006)

 Shaking Tokyo(2008) 

 -オムニバス作品「TOKYO!」

脚本 

 ユリョン (1999)

 南極日誌 (2005)

 

 脚本 ポン・ジュノ

     ハ・ジョンウォン

 撮影監督 キム・ヒョング

 

 キャスト 

  ソン・ガンホ

  ピョン・ヒボン

  ペ・ドゥナ

  コ・アソン

  イ・ジェウン

  イ・ドンホ、ヨン・ジェムン  他

 

 面白さ ★★★★★ ★★★★☆

 この映画の好きさ ★★★★★ ★★★★☆

 話の展開 ★★★★★ ★★★☆☆

 お勧め度 ★★★★★ ★★☆☆☆

 

 

 新聞のテレビ欄で 俳優のソン・ガンホさんのなを見つけたので、映画『グエムル 漢江の怪物』を見る。

 今回見たメンバーは夫と私と娘の三人。

 この映画は各場面が工夫されており愉快で笑い転げていた。

 もちろん面白いだけではなく政府批判や軍事批判なども忘れず織り込まれており、一個人、市家族をうまく描きあげられている事も付け加えておきたい。

 

 こどもは、

「久しぶりにすっきりと笑わせてもらったは~。」

と愉快そうな顔つき。

 彼女はあまりテレビを見ないので、たまにゆっくりとテレビに向かうと楽しそうだ。

 若干 怪物の姿に陳腐差は感じるものの、こなれた演技の役者群によって、映画は最後まで楽しくみることができた。

 作者の意図することもはっきりとつかめるように工夫され、万人が楽しめる映画の仕上がりとなっている。

 大人からこどもの俳優までの顔の表情にも注目したい。

 

 先ほど触れた俳優のソン・ガンホさんは、以前『大統領の理髪師』http://blog.goo.ne.jp/usuaomidori/e/73bb66400574853421d75afdb5fbe36aで注目した方だ。

 他には『反則王』や『シュリ』などしか見ておらず、他の映画も是非見てみたいものだ。

 

 この映画を見ていて、途中で不思議な感覚に陥った。

 映画を見ているにもかかわらず、探偵小説の作家である江戸川乱歩氏の作品を読んでいるような錯覚にとらえられた。

 不思議と言えば、不思議な出来事であった。

 そいおった意味で、今後原作者にも注目したい。

 

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チャイ

2008年09月10日 | 乱鳥徒然 Rancho's room.

 

 チャイは国にとって飲み方が違うらしい。

 中国は水の変わりに、食事中も飲む。

 これは、日本も同様か・・・。

 

 イランでは紅茶を入れ、受け皿を左手に持って、口の中に氷砂糖や角砂糖のようなもの、乾燥果実を含んで茶を楽しむ人も多い。

 イランでは食事中はドゥーグゥと言うヨーグルトにミントと塩を加えたものか、コーラかオレンジ十スを飲むことが多い。

 チャイは食事の後や、ほっこりしたい時に飲むようだ。

 

 先日 こどもの一人がインドから帰ってきた。

 インドのチャイは日本で飲むようなものとは違い、スパイシーで甘くうまかったという。 

 あまりのうまさに、毎日毎日楽しんだという。

 インドチャイの苦手だった私としては、目からうろこである。

 

 インドのチャイは素焼きの陶器の茶碗に入っているという。

 日本円にして一杯十円。

 素焼きの器は使い捨てで、飲んだ後は、勢いよく地面にたたきつけ、割れ具合を楽しむという。

 貧乏性の私は、素焼きの器を使い捨てるのは、もったいないのではないかと思った。

 しかしながら 衛生上の問題やカースト制を考えると、インドからすれば当然とも考えられるのか・・・・・・。

 インドでは階級制を目の当たりにしたという。

 

 さてさて、こどもはインドのチャイを買ってきてくれた。

 インドでは紅茶にスパイスとミルクを入れて、お鍋で煮込んだものを『チャイ』と呼んでいるらしい。

 ここまでは分かっていたが、スパイスを思いの外多く入れることは知らなかった。

 スパイシーなチャイはアクセントが効いて、かなり濃厚でさわやか。単純な味ではない。

「これはうまい!」

とのりにのって、家族三人で話に花を咲かせた。

 

 尚、不思議なことに、中国やイランでもそうであったように、インドでも普通にリプトンティパックが飲まれているという。

 どうもリプトンティパックとネスカフェはどこに行っても共通な気がする・・・。(笑み)

                         

 

                        

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『高脂血症は食べて治す!』  鈴木吉彦 編著  小学館文庫

2008年09月09日 | 読書全般(古典など以外の一般書)

( 写真は二年ほど前に焼いたパン。

 以前はこのブログに『手作りパン』のコーナーをつくって、毎日UPしていました。

 ご存じの方もいて下さると思いますが・・・毎日変わりばえのないパンに癖壁して、コーナーを廃止してしまいました。

 ご安心を・・・最近でもほぼ毎日パンを焼いています^^

 最近のパンは

    無塩無糖(ブドウ糖)

    ライ麦や全粒分、ブラン、他の粉

    山芋

    健康サラダ油

などを基本に、スパイスや乾燥果実やおかずパン他で変化を付けて、家族全員に食べさせています。

 HBでこねていますから、毎日でも飽きずに作ることができています*^^*  )

 

 

記録だけ  

 

2008年度 107冊目  

 

 『高脂血症は食べて治す!

 

  

 鈴木吉彦 編著

 タイヘイ(株)CCS栄養研究室:協力

 小学館文庫

 2004年3月1日第1刷

 211ページ 552円+税

         (ブックマーケットで210円)

          

 昨日の三冊目は『高脂血症は食べて治す!』を楽しんだ。

 この本も古本屋で見つけた本。

 別段高脂血症で悩んでいるといったことは 今のところはないが、念には念を・・・といったところだ。

 

 タイヘイの宣伝に終わるかな・・・などの懸念を持ちつつ、別段思い入れもなく選んだ本だったが、この本は良かった。

 編著の鈴木吉彦先生という方の内容がしっかりとしていて、とても参考になる部分が多い。

 他の本ともかぶる部分も多いのは当たり前。

 だが、他には書かれてない私たちの知らない部分も、まじめに倫理的にわかりやすく書いておられ、満足できる内容だった。

 

 高脂血症や糖尿病や動脈硬化などを気になさっておられる方や、日々の食事を健康食荷近づけたいと思われて煎り方型には、最適といえる本の内の一冊。

 個人的には良書と感じましたので、お勧めいたします。

 

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『イスラームの日常世界』 片倉もとこ 著  岩波新書 新赤版

2008年09月09日 | 読書全般(古典など以外の一般書)

記録だけ  

 

2008年度 106冊目  

 

 『イスラームの日常世界

 

  

 片倉もとこ 著

 岩波新書 新赤版 154

 1991年1月21日第1刷

 1991年7月10日第6刷

 227ページ 550円+税

          

 昨日、三冊の本を読む。

 二冊目は久々に岩波新書。

 家の隠れ書棚の片隅のひっそりと身を隠していた本。

 私が見つけることにより、久々に息吹をふきもどした。

 

 気軽に楽しく読むことができた。

 参考になった部分もあり、読んで良かったと感じた。

 

 ところでこの本は一体何刷まで刷られたのだろうか・・・。

 六ヶ月で六刷は、すごいな。

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超入門 『35ミリ一眼レフカメラ』 山岡麻子 著

2008年09月09日 | 読書全般(古典など以外の一般書)

 

記録だけ  

 

2008年度 105冊目  

 

 超入門 『35ミリ一眼レフカメラ

 

  

 山岡麻子 著

 株 学研

 2001年第1刷

 237ページ 1500円+税

          (ブックマーケットで、210円^^V)

 

 先日古本屋で 超入門 『35ミリ一眼レフカメラ』を見つける。

 超入門とあるからには、私にでも分かるに違いない。

 早速手に取り、購入。

 ところが分かる部分と分からない部分がある。

 一度読んでも、やっぱりこの本も分からない。

 

 一応フィルム用の本なので、底は頭の中で好感して読んではいあたが・・・ピントの合わせ方は実際手にとって試してみないと分からない。

 

 今年矢田寺であじさいをとったときは、オートにせずに手で合わせていた。

 初めてのことであった。

 ところが、手前のあじさいにピントを合わすのはまだいいが、向こう側のあじさいに焦点を合わせた場合、いまいち、何を表現しているのかが分からない。

 ブログには、ほとんど単品の花ばかりを載せた。

 そうこうして悩んでいる内に、それ以降 カメラを持たなくなってしまった・・・。

 

 今回読んだ本のサンプル写真は一例として載せてあるのだろう。

 やはりこういった説明の部分は上手くいっている物といってない物の差が激しかった。

 こういった写真の場合、プロでも偶然性というのもあるのかも知れない。

 

 そして辿り着いた結果は・・・

   私のような度素人はとりあえずオートで摂る。

   今まで使用したことのない三脚を使い、ブレを減らす。

   +と-程度は使いこなす

と言うものであった。

 とりあえずこのあたりからカメラを楽しんで、次のステップに進むことにした^^;;

 

 

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塗り絵道場 4

2008年09月08日 | 乱鳥徒然 Rancho's room.

 塗り絵道場1-4

 

 今日は塗り絵でもしようかな・・・の四枚目。

 今日はこれで最後です^^

 今度は 騎士のタイルです。

 だんだん 細かくなってきましたね^^♪

 色に表情を付けて、質感を出してみて下さいね。

 皆様も気軽に遊んでみて下さいね。

 ご自由にコピーなさって下さいね。

 声をかけて下さいましたら、嬉しいです^^

 

 

 塗り絵 4

 

 

 

 

 

 

 

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塗り絵道場 3

2008年09月08日 | 乱鳥徒然 Rancho's room.

塗り絵道場1-3

 

 今日は塗り絵でもしようかな・・・の三枚目は、これです。

 今度は ゴレスターン宮殿を表わした タイルです。

 だんだん むずかし九なってきました。

 今回は難易度順に1~4の数字で表わしています。

 皆様も気分転換に どうぞ。

 一 で塗り絵の方法は公開しています。

 今回は少し工夫して、色に強弱を付けてみましょう。

 すると 立体感が出てきますよ。

 ご自由にコピーして下さって結構ですよ。

 ちょっとしたコメントをいただけると、嬉しいです。

 興味のある方は、遊んでみて下さい。

 

 塗り絵 3

 

 

 

 

 

 

 

 

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塗り絵道場 2

2008年09月08日 | 乱鳥徒然 Rancho's room.

塗り絵道場1-2

 

 今日は塗り絵でもしようかな・・・の二枚目です。

 少しむずかしくなりました^^♪

 皆様もよろしければどうぞ ご一緒に・・・

 

 塗り絵の方法は、塗り絵道場 1で公開しています。

 皆さんも楽しんでみて下さいね。

 

 塗り絵 2

 

 

 

 

 

 

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塗り絵道場 1 

2008年09月08日 | 乱鳥徒然 Rancho's room.

塗り絵道場1-1

 

 今日は塗り絵でもしようかな・・・

 そう思い、こういった馬鹿げたコーナーを追加しました。

 興味のある方は、よろしければどうぞ・・・

 興味のない方は、御一笑下さいまし^^;;

 

  1 まずコピーをお願いします

  2 色鉛筆、絵の具、カラーペン・・・

    無ければ鉛筆一本でもかまいません。

  3 気の向くままに塗ってみて下さい。

  4 できあがりはあなたの作品です。

    飾って、楽しんでみましょう。

 

 さあ、あなたも今日からアーティストです^^V

 

 

 塗り絵 1  

 

 

 

 

 

 

 

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ダイソーミニ辞典シリーズ 14 『四字熟語辞典』

2008年09月08日 | 読書全般(古典など以外の一般書)

(写真は 昨年は一人で二度訪れた、テヘランの考古学博物館の展示物。

 子を抱える人の姿がぎこちなさとたくましさを感じさせる。

 今年は家族は調べ物があり、考古学博物館に行くという。

 私は、去年一人で行ったガラス博物館に行こうかと迷っている。

 もしくは 曜日が合わなくて去年は行けなかった宝石博物館を訪れるかも知れない。今年は開館日や時間と合うだろうか・・・。

 テヘランは飛行機の乗り継ぎで何度かは泊まるが、今回はゆっくりもしていられないらしい。

 時間は厳しそうだ。

 今のところ、予定は未定。

 

 そういうと今年は美術館や博物館に行く回数がきわめて少ない。

 モジリアニーも行かず終いかと思うと、ストレスがたまる。

 奈良の学園前に仲野美術館をはじめ、数館の美術館がある。

 今年こそ観たいと思っていたのに、これも実行できず終い。

 民族博物館も間をおかずにもう一度行く予定だったが、実行ならず。

 自分の行動力のなさに、ほとほと愛想が尽きる。   

 

 

記録だけ  

 

2008年度 104冊目  

 

 ダイソーミニ辞典シリーズ 14 『四字熟語辞典

 

  

 河地 修著

 株 大創出版

 2007年1月20日新版第4刷

 207ページ 100円+税

 

 ダイソーミニ辞典シリーズ 14 『四字熟語辞典』を読み、感心する。

 四字熟語は結構好きで、この本も何度か読んだ。

 音読すると、若くなったように感じ、何だか楽しい・・・。

 100円の本もこれだけ小汚くなるまで使われれば、本望だろうか・・・。

 

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高校生クイズ

2008年09月06日 | 乱鳥徒然 Rancho's room.

 

 昨日は久しぶりにテレビを三つも見た。

 録画済みの蜷川監督演出の『夏の夜の夢』と、高校生クイズと、今回一年ぶりに見ている連続ドラマ。

 

 こんなにテレビを見たのは、何ヶ月ぶりだろうか・・・。

 おかげで自分の予定していたことは、半分もできなかった。

 まぁいいか・・・、こういった無表情な一日があっても*^^*

 

 高校生クイズは見ていて、興奮したな。

 手を握りしめ、力をこめて見ていて・・・ほろりと泣けてきた。

 いい番組だな。

 

 そういうと 我が子(息子)も、高校生クイズには、二度ばかり参加した事があるんだ。

 途中まで残ったが、あっけなくアウト。

 そういったこともあり、懐かしいんだろうな。

 

 ラサール校が出てなかったのが、何だか寂しかったな。

 昨日は某三校を応援していた。

 彼らが答える度に拍手。

 単純だな。

 

 どこが勝ってもおかしくなかったな。

 勝負は時の運と言った場面に、短い時間で何度も出くわした。

 みんなが真剣で、いい顔をしていたよ。

 でも、この人たち、有名校の中でも天才なんだね^^V

 

 何だか、うらやましいな。

 私なんて・・・問題の意味すら分からずじまいのものがいくつもあったよ・・・って、正直に言い過ぎかな?

 バカだな。

 

 早押しクイズは驚いたよ。

 私なんて やっとこさ答えられたと思ったら、問題の途中なんだから・・・。

 彼らの頭の構造は、どうなってるんだろう。

 

 子供が、分厚い本をさして いつも言っているよ。

「一回目を通したら、覚えてる人も多いんだ・・・。」

って。

 子供も大学に入学して、初めはショックだったんだろうな^^;;

 まぁ、私のDNAを受け継いだ証拠とあきらめるしかないょ☆

 

 高校生クイズか・・・。

 素直な態度で臨む、未来を背負って立つ若者の表情を見ていると、日本もまんざら捨てたものではないなと感じてしまう。

 いつ見ても興奮しちゃう番組だな。

 楽しいよ。この番組は熱い☆^^☆

 

 

 

 

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蜷川幸雄演出 『夏の夜の夢』

2008年09月06日 | TVで舞台

 

(写真は当麻寺に咲いていた テッセン)

 

 

 記録だけ・感想なし・脱線多し

 

  蜷川幸雄演出 『夏の夜の夢』

 

 

 1996年8月

 パナソニック・グローブ座

 作 ウィリアム・シェイクスピア

 訳 小田島雄志

 演出 蜷川幸雄

 音楽 宇崎竜童

 出演 白石加代子

     瑳川哲朗

     つみきみほ

     大沢たかお

     山下裕子

     大石継太

     松田洋治

     林永彪 他

 

 コーヒーを飲みながら、蜷川幸雄演出の『夏の夜の夢』を観た。

 面白かった・・・。

 星に例えるなら、★★★★★ ★★★★☆以上かな。

 観ながら、テレビに向かって いい場面で拍手してしまった。

 バカだな^^;;

 演出家によってこんなにも違うものかと感心することしきりなす。

 兎に角大笑いし、感動した。

 

 今年、少しばかりの舞台を観た。

 歌舞伎や能、ミュージカルや雑伎団など。

 今年は歌舞伎においては松嶋屋さんや籐十郎さんの出番が多く嬉しかった。

 なのにどういう訳か芝居はあまりぱっとせず、印象が薄いと言う、残念さ。

 

 心に響いたものと言えば、三輪神社の『能楽』と『神歌』、上海で聴いた『評弾』、そして 今日テレビで見た蜷川幸雄演出の『夏の夜の夢』といってもいいかもしれない。

 

 白石加代子さんは、やはりすごい。

 表情がすごい、声がすごい。

『夏の夜の夢』にあわせた仕草が、すごい。

 インパクトのあるお顔と目力は、アングラ劇団をも感じさせ、身震いするは、ハラを抱えて笑うはで、観ている方も忙しい。

 

 パック訳の動きが尋常ではないと思っていたが、説明を読んで納得。

 京劇の役者を起用していたらしい。

 私は動きが激しいので息が切れるから、口パクなのかと思っていたのだが、そういったからくりがあるとは、思いも寄らなかった。

 

 つみきみほさんが出演されていて、少し驚いた。

 彼女は18年前頃に、屋久島でであったことがある。

 つみきみほさんは当時と変わらずお美しい。

 当時、CM撮影で屋久杉まで登られたらしい。

 その頃はまだ健在だった屋久島パインホテルに、多くのスタッフと泊まられていた。

 私は毎年そのホテルに宿泊していたので、ホテルの従業員とはよく話していた。

 スタッフの態度のおおへいさに、ホテルの従業員が嘆いていたことを覚えている。

 

『夏の夜の夢』は、途中 能楽や歌舞伎、質の良い子供用演劇のようにも変化。

 宇崎竜童さんの音楽も素晴らしく、品良い。

 

 歌舞伎の決め台詞や一本調子になると、にやけた歌舞伎役者よりは 白石加代子さんや瑳川哲朗さんたちの方が、よほど上手いからたまらない。

 歌舞伎は今や脇が甘いなと思っているのは私だけではないようで、先だっても歌舞伎愛好家がロビーで集まっておられた時、同じような話をなさっていた。

 6~70歳代の、週に何度か来るといった 見巧者のおじさまたちの話であった。

 

 そういうと、先日 南座の顔見せの演目と出演者が来ていた。

 それによると、私にとっては観たい演目と観たくない演目がはっきりと分かれていた。

 ここでは何を観たくないかは申すまい。

 ただ 私は、基本 古典歌舞伎が好きである。

 昼の部の仁左玉(?こんな風によんでいいかしらん・・・)の『じいさんばあさん』と夜の古典歌舞伎には惹かれるな。

 

「『じいさんばあさん』の表情を観たいでしょう・・・。」 

と家族に言うと、

「今年のは・・・昼夜とも別にいいわ。」

と言った返事。

 家族にそういわれると、何だか行きづらい。

 去年の顔見せも観たではないか・・・。

 ここはひとまず、気がつかない振りをして強行といたすか?

 だが、嫌いとまではいわないが、荒根の役者も出ることだし、私としてもどうしたものか思案中。

 松嶋屋や籐十郎丈や吉右衛門丈や仁左玉コンビもみたいな・・・。

 悩む乱鳥である。

 

 さぁて、

    「どうしょう。

       どうしょ・・、

            どうしょ・・、どうしょ・・ぅ。」

                       って、梅川か。

 

 

シアターテレビジョン説明 ↓

シェイクスピアの悲劇を数多く演出し国際的にも高い評価を得てきた演出家・蜷川幸雄が、初めて手がけたシェイクスピアの喜劇。京都の竜安寺を模した石庭には、紅い薔薇と岩が配され、頭上からは白砂が静かに降りしきる…。日本的なビジュアル感覚に満ち溢れた美しき夢の舞台は、1994年に初演、翌95年のイギリス公演でも絶賛された。妖精パックの動きを京劇俳優が、声を日本の俳優が演じ分けるという演出にも注目。

 

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茶碗

2008年09月03日 | 美術・文様・展示物

 

 

          

 

          

 

          

 

 茶碗が送られてきた。

 先日、子供たちと3人で信楽を訪れた際にひねったものだ。

 かなり歪で見られたものではないが、ろくろ回しに関しては 親父さんたちプロの手は加わってはいないのが自慢^^;;

 

 親父さん曰く、

そこ(底)を削りますんでね、丸く形が変わりますよ。」

「いえいえ、そこを何とか・・・。寸胴でお願いします。」

「かなり、重たいものになりますよ。」

「かまいません。この形が気に入っているんです。」

「じゃぁ、このまま、寸胴ということで、焼きましょう・・・。」

 人情味のあふれた親父さんである。

 

 皿なら結構きれいに回せたものもあったが、最初にひねった茶碗に決め込む。

 私は自分で作った抹茶茶碗が欲しかった。

 それも寸胴の形のもので、夫に茶を点てて飲ませてあげたかった。

 

 できあがりは素人そのものの素朴なものだが、親父さんが絵付けして下さった色合いが何とも言えず好きだ。

 これは買ったものでは手に入らないのではないか・・・と、一種の裏返しの悦にひたっている。

 でも、こうして写真にしてしまうと、やはり見られたものではないな^^;;

 

 夫は重たくてずしりとした茶碗で、私の点てた茶を飲む。

 

 子供たちは悪意なく、

「やっぱり、プロの焼き締め茶碗がいいわ・・・。」

と のたまう。

 夫はそんな子供たちを尻目に、

「僕はこれが好きだな。」

と、つぶやく。

 

 気をつかわせる乱鳥である。

 

 

 

 

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『CAPA カメラシリーズ 20  30日で完全マスターできる 35ミリ 一眼レフカメラ塾』

2008年09月03日 | 読書全般(古典など以外の一般書)

(写真は娘と見た島根県の夕日   2007)

 

記録だけ  

 

2008年度 103冊目  

 

 『CAPA カメラシリーズ 20

 30日で完全マスターできる 35ミリ 一眼レフカメラ塾』

 

  

 森村 進著

 株 学研

 1997年8月20日

 140ページ 1500円+税

 

 9月2日、写真関係の本の三冊目は 『CAPA カメラシリーズ 20  30日で完全マスターできる 35ミリ 一眼レフカメラ塾』を読む。

 この本は手強い。

 私のような超初心者には、なにが何だか分からない。

 写真をなめてかかっていた自分が浮き彫りとなる。

 知らないことだらけで、一度読んでも分からない。

 この本は確かに30日ほどかけて、写真と向き合って読まなければ、マスターできない。

 

 泥縄勉強で写真の本をざっと読んでは見たが、今回も私はダメだな^^;;

 家族は暖かな目と心で、とりつく島もないような 私の不出来な旅行写真を彼のパソコンたちに入れてくれ、声がけしてくれる優しさには頭が上がらない^^

 カメラも・・・私には難しすぎる!

 

 難しいというと・・・私は機械が苦手で分からない。

 ところが、我が子二人はどういう訳か、機械に強い。

 息子曰く、

「僕なんかは、弱い方だよ。みんな、もっとすごいから・・・。」

とのこと。

 

 先日は娘がシャープのブルーレイ15とかいうものを、私たち夫婦にプレゼントしてくれた。

「ジョーシンに頼もうか?テレビをつないで下さった方が、携帯を教えて下さってるから、聞いてみようか・・・。」

などと心配顔の私の心をよそに、

「大丈夫だから・・・。」

と娘。

 付属品を買いに走った時間を合わせても 2、3時間ほどでつなげてしまうといった具合。

 テレビがソニーだから リモコンが二ついると言う。

 一般的ではない番組だそうで、歌舞伎チャンネルとシアターテレビジョンはブルーレイ内に入らないから、今まで通りの機械を外付けで使用するとか、何だか小難しい事を教えてくれていた。

 とりあえず娘は録画の方法と見る方法だけを教えてくれたのだが・・・結局私が録画できるようになったのは、取り付けてもらってから2,3日はゆうにたっていた。

 情けないので、最近の若者の機械に対する強さは半端じゃない^^;;・・・ということにしておこう。

 

 子供たちが言うには、

「お母さんたちは解説書を読まないから・・・。読めば、全部載ってるから。」

とのこと。ごもっともである。

 

 素直な私は反省の気持ちも含めて、明日はとりあえず使う頻度の高いカメラの解説書を読むことにしよう。

 情けないことだが、話はそれからである。

 

 私に至っては 臨場感と迫力のある写真を撮りたい・・・などというのは、百年はやいと言うもんだ。

 でも カメラは難しいが、好きだから、まぁ!いいか。

 

 ・・・ということで 今回 またまた記録だけで、失礼いたします。

 

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アマチュア写真 上達指南 『円月撮法』 中村 友一著

2008年09月03日 | 読書全般(古典など以外の一般書)

(写真は京都の舞子はん)

 

記録だけ  

 

2008年度 102冊目  

 

 アマチュア写真 上達指南 『円月撮法』

 

  

 中村 友一著

 日本カメラ社

 1996年12月1日

 190ページ 1500円+税

 

 9月2日、写真関係の本ばかり 三冊読む。

 二冊目は アマチュア写真 上達指南 『円月撮法』

 

 こちらは一冊目とはまた違った角度から解説されている。

 著者のこだわりがあって、読み物としても 結構楽しい。

 

 隠し撮りとまではいかないが、気軽に人の写真などを撮る場合の手軽な方法なども書いてあり、やはり参考になる。

 知らないことだらけである。

 

 今回 またまた記録だけで、失礼いたします。

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