乱鳥の書きなぐり

遅寝短眠、起床遊喰、趣味没頭、興味津々、一進二退、千鳥前進、見聞散歩、読書妄想、美術芝居、満員御礼、感謝合掌、誤字御免、

『現代能楽講義』天野文雄 著  大阪大学新世紀レクチャー 能と狂言の魅力と歴史についての十講

2017-05-31 | 読書全般(古典など以外の一般書)



『現代能楽講義』

大阪大学新世紀レクチャー
現代能楽講義
能と狂言の魅力と歴史についての十講

天野 文雄 著
四六判 340ページ 並製
定価2300円+税
ISBN978-4-87259-148-4 C3074
奥付の初版発行年月:2004年03月


内容紹介

 世界無形遺産に指定されながら、『食わず好き」「思考停止」といった現象をよび、現代の「巨大なブラックホール」のような存在になっている能楽とは?
 復活能、新作能の試みにより全国的に活躍し、能楽研究者の第一人者である著者が、歴史的変遷という独自の視点により、能と狂言の全体像を明らかにし、その魅力にせまる。
 能楽愛好家、能楽研究者、待望の一冊。 




  
 能楽関係の某講義を受けている。
 今年は、なんと、天野文雄 先生の講義。
 毎回の講座は中身が深く、私にとって大変ためになる。
 中学の頃初めて見た能楽。今では百番集を持って年に10回程度は何処かしこと足を運んでいるが、その鑑賞法は感覚的域をこえない。
 岩波の赤と緑を手に読み進めても、自分では、お手上げの部分が多かった。
 ところが、天野文雄 先生を聞くと、能楽の読み進め方、さらに、能楽の味わい方が手に取るようにわかる。
 この歳になってではあるが、天野文雄 先生の内容深い授業を聞くことができ、私は幸運であるとつくづくと感じる。

 天野文雄 先生著の『現代能楽講義』を読んでみた。
 さらに、ためになると感謝し、読み進める。
 この本は手元に置きたい。


『現代能楽講義』は大阪大学新世紀レクチャーなので、検索すると多くの書籍が出てきた。
 これも嬉しい。
 興味ある分野を読んでみたい。

『現代能楽講義』が面白かったので、久々にブログを更新する。
 思えば、随分と休んでいたものだ。
 
 ブログこそ更新はしてなかったが、能楽や歌舞伎は、今も楽しんでいる。
 最近では興福寺の薪能、七月花形歌舞伎の夜の部など。
 読書もしていたし、古文書も読み続けている。
 
 そうそう
 5月28日、ワンちゃんの2歳の誕生日を迎えた。
 ヨーキーは陽気で利口だ。今も私のすぐそばで、安心して眠っている。


 




メモ  能苑逍遥(上・中・下) 世阿弥を歩く
コメント (4)
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