『現代能楽講義』
大阪大学新世紀レクチャー
現代能楽講義
能と狂言の魅力と歴史についての十講
天野 文雄 著
四六判 340ページ 並製
定価2300円+税
ISBN978-4-87259-148-4 C3074
奥付の初版発行年月:2004年03月
内容紹介
世界無形遺産に指定されながら、『食わず好き」「思考停止」といった現象をよび、現代の「巨大なブラックホール」のような存在になっている能楽とは?
復活能、新作能の試みにより全国的に活躍し、能楽研究者の第一人者である著者が、歴史的変遷という独自の視点により、能と狂言の全体像を明らかにし、その魅力にせまる。
能楽愛好家、能楽研究者、待望の一冊。
能楽関係の某講義を受けている。
今年は、なんと、天野文雄 先生の講義。
毎回の講座は中身が深く、私にとって大変ためになる。
中学の頃初めて見た能楽。今では百番集を持って年に10回程度は何処かしこと足を運んでいるが、その鑑賞法は感覚的域をこえない。
岩波の赤と緑を手に読み進めても、自分では、お手上げの部分が多かった。
ところが、天野文雄 先生を聞くと、能楽の読み進め方、さらに、能楽の味わい方が手に取るようにわかる。
この歳になってではあるが、天野文雄 先生の内容深い授業を聞くことができ、私は幸運であるとつくづくと感じる。
天野文雄 先生著の『現代能楽講義』を読んでみた。
さらに、ためになると感謝し、読み進める。
この本は手元に置きたい。
『現代能楽講義』は大阪大学新世紀レクチャーなので、検索すると多くの書籍が出てきた。
これも嬉しい。
興味ある分野を読んでみたい。
『現代能楽講義』が面白かったので、久々にブログを更新する。
思えば、随分と休んでいたものだ。
ブログこそ更新はしてなかったが、能楽や歌舞伎は、今も楽しんでいる。
最近では興福寺の薪能、七月花形歌舞伎の夜の部など。
読書もしていたし、古文書も読み続けている。
そうそう
5月28日、ワンちゃんの2歳の誕生日を迎えた。
ヨーキーは陽気で利口だ。今も私のすぐそばで、安心して眠っている。
メモ 能苑逍遥(上・中・下) 世阿弥を歩く