御蔵島うつぼ記

うつぼとこつぼの島暮らし

オタ道造り

2011-05-01 11:31:55 | 日記


タイムバック更新というか、
結構前になってしまいましたが、
常連「こ」さんがいらしていた際、オタ道造りを手伝って頂きました。

オタ道とは、ナニか?

御蔵の車道脇、草むらの中に、
「けものみち」のような跡があるのをご存知でしょうか?

それらはたいてい「どなたかの畑への道」です。
どなたか、くらいしか歩かないので、
そのくらい、にしか踏み跡が出来ません。

「どなたかの畑への道」なので、
無闇に入ると怒られます。

そしてその「どなたかの畑への道」が「どなたかの畑への山道」になると、
丸太と杭で段々が造られていて、それを「オタ道」と呼びます。

丸太のことを『オタ』と言い、
杭を『ウタ』と呼びます。

オタ一本にウタ2本で、1セット。

少しだけ土を削って形造られる段々は、
畑に行く度に踏み固められ、
丸太が腐り、歩き難くなった頃、
新しく丸太を添え、オタ道を直します。

段々の幅は自分の足。
人が歩くための必要で最小の段々です。

ちょうど造り始めたオタ道造りを、
短い滞在中にもかかわらず、気持ちよく手伝って下さった「こ」さん。

ほんとうにありがとうございました♪