御蔵島うつぼ記

うつぼとこつぼの島暮らし

おさがり

2016-03-02 15:01:39 | セルフな人
「母が断捨離してたら出てきた、会ったこともない祖父の着物要る?」

ハイミスチームの「ど」から連絡。

イタダキマス♪イタダキマス♪

私がいろんな人のお下がりでリメイクするのを知っている友人たちは、
コトある毎に連絡をくれます♪

イマドキの服は高価いし細いし短いし、誰のモノでもない自分で着る服くらいなら、適当に縫えばなんとか出来るし、

ありがた~く♪イタダキマス♪

取りに伺うと、「男物だから地味よ~。でも使ってもらえるなら嬉しいわ」と、お母さま。

いえいえこちらこそ有難うございます♪

大正昭和の男の着物

地味ですが、手縫いの針目、糸の撚り跡に温かみを感じます。

解くと現れる、ほんの少しの布切れ

襟裏の補強に藍染めの布切れを使ったんだなぁ。

洒落た襦袢の袖


実際解いてみると、糸が弱くなっていて破れてしまうものもあります。

残念ながら、それはおシャか。

無事に使えそうなモノは、解いて洗って乾かして。

会ったこともない友人のお祖父様が、なんだか傍に居るような?

そんな気分も悪くないもんですわ。
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