ホテルの近所のお店をめぐり始めたのは午後9時を過ぎた辺りです。
ちんたらシャワー浴びてたら・・夜飯食いそびれるところでした。<貴重な一食
まず向かったのは「正・瑞記」(評判よいお店)。
ホテルの近くには評価の高いお店が立ち並んでいるんですが、夜も更けるとさっさと閉店しちゃう難点が。
この「正・瑞記」さんは活気があり、おいしそうな香りも漂っていました。
恐る恐る入り、テーブルにつくと、まずは何よりもビール。
「タイガービール」を缶でいただく事に。<瓶はさすがに悪酔いしそうだったので
主人はなんとも面白い缶ジュースを飲みました。
えーっと、ちなみにシンガポールのアルコールドリンクはお高いです。
でもまあ、最初の夜くらいは、ね。
メニューに目を通し、無難な料理をオーダー。
まずはチキンを・・そして野菜炒め、炒飯・・・・冒険心はこのときは起こらず・・・日本人好みの美味しい味付けでほっとしました。
主人はそーっとパクチーを取り除いて食べていました。(笑)。
これらを食べただけではまだ満たされない欲求。
それはきっと旅モードへのスイッチが入った証でしょう。
ブギス駅の近くに足を伸ばすと、活気あるそれはそれは小汚い・・・失礼、大衆的なお店が。
あまりの流行っぷりに、勇気をもって入店。
もちろん片手にはたくさんの除菌ティッシュ。(笑)←周辺のシンガポール情報より
店内はほぼ満席だったけれど、なんとか二人席ゲット。
まずは除菌ティッシュの登場。
とにかく拭きまくる。
これには一つ理由がありました。
店員と見られるおじいさんが手にもっていた布巾・・いえあれは雑巾・・それもきっと洗っていないであろう雑巾。
それでテーブルはおざなりに拭かれていました。
そこに嫌悪感を抱き、
私はとにかく除菌ティッシュ(Y’sさんから餞別を頂いた)をフル活躍。
しかし長年使われているテーブルの油汚れはなかなか落ちない。
ある程度で妥協。
「肉骨茶(バクテー)」と「フィッシュボールヌードル(汁無し)」「豆」
あっさりとしたスープに、身離れのよい肉、にんにくの匂いもさほど気にならない。
お客さんの様子をみていると、これでもかと胡椒をかける。
・・・なるほど・・・と思うが敢えてわたしはそれに倣わなかった。
充分、味わえたから・・・。
豆はほくほくと甘くて美味しい。
フィッシュボール・・・ようするに魚の団子とはんぺんのようなもの。
辛味を足し、太い麺を絡めて頂く。
・・・・・・・・・・うん、美味しいけど、めちゃくちゃ辛くね??
ちなみに魚の団子もはんぺんも普通に美味しかったけど、作る行程を見ていた私にとってはなんとなーくそこに危険な感じがした。
添えられた肉の出し殻スープには手をつけなかった。<保険
余談だが、私たちが綺麗にしたテーブルの後釜を狙っていた若いカップルが、こっちへ移動する前に、
先ほどの店員のおじいさんが雑巾で拭いたので・・移動する気を無くしていたのが笑えた。
この日は思ったよりも食べ過ぎたので、一応胃薬を飲む。
適度な倦怠感を伴い、ベッドにもぐったのは・・・深夜12時過ぎのことでした。
3へ続く・・・・