到着しました!竹富島。
歴史的な集落をど真ん中に、あとは緑と砂浜が広がる、こぢんまりとした島です。
港の待合所を出ると、すぐに島猫発見!
だいぶボロボロ・・・・怪我もしてるみたい。
後から聞くと、この島の猫たちは近親交配が多く、病気がちらしい。
そのことを踏まえて、今ほとんどの猫が去勢避妊されている。
痛々しい猫たちの姿は見ていて忍びないけれど、それでも出迎えてくれるように現れたのは嬉しかった。
当初・・・・レンタサイクルでも・・・と思っていた私は浅はかでした。
この陽射しの中、自転車を漕ぐなんてもってのほか。
それも子供連れ。
当然、タクシーを使います。
電話で呼び出し、約10分後、港待合所まで来てくれました。
とても人懐っこい、お兄さん(おじさん?)で、色々お話を聞かせてくれました。
その日、私たちは比較的朝早く、この島に渡ったのですが、
後ほど、とある「アパレル会社」の社員旅行により
なんと合計280人の若者達が上陸するらしいのです。
140人×2部隊
これにはタクシーの方も驚いていました。
道すがら、黒毛和牛の牧場を見たり、シロハラクイナという珍しい鳥が横切ったり、島ならではの光景に出会えます。
何よりも・・・クーラーが効いている。
この一点のみで「タクシー」を選んだ自分達を褒めてあげたくなりました。
そして辿り着いたのはこちら。
島一番のビーチ「コンドイビーチ」です。
一目でテンションが上がる、美しい海。
青い空は最高に突き抜けています。
時間も早いからか、人もまばら。
となると、まずは猫ですよね。
いるいる!可愛子ちゃんたちがあちこちに。
散歩中の子も居て、また徐々に増えていくそうな。
こうして見てみると、やはり病気チックな猫ちゃん多し。
目の周りとか、足の毛とか・・・痛々しい。
一頻り、戯れた後、向かうはもちろんビーチ。
満ち潮な為、小さな砂の島がぽっかり浮かんでいます。
遠浅の海を充分歩いて行ける距離。
もちろん王子も初挑戦!
荷物番の私は留まろうか迷ったんですが、結局カメラ片手にINしました。
(私たち以外、どうせ5-6人しかいない)
水・・・・唖然とする美しさ。
足の指もしっかり見えます。
珊瑚の欠片が多い為、サンダルは必須ですが、水に混じって砂や小石が入ってくるので、ウォーターシューズが一番。
あと、この時期ならではなのか、真っ黒ななまこが至る所に沈んでいました。
踏むのは躊躇われるので、どうしても慎重になってしまう。
ようやく、小さな砂の島に到着。
はぁ・・・・・絶景。
溜息しか出ません。
海の中を歩いてきたわけですが、一番深いところでも胸、くらいだったかな。<166cmの私がそのくらい
まさに楽園です。
王子も喜んでくれて良かった。
子供用の浮き輪を簡単に膨らませた、彼女の肺活量には驚かされましたが・・・。
白い砂浜・・・・・・珊瑚の粒と一緒に寄せられる波は、なんとも軽やかで可愛らしい音を奏でます。
不思議な音なんですよね。
でも耳に心地良い音。
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さて、じっくり紫外線を浴び、美しい海で泳いだ後は、シャワールーム(無料)で砂を流します。
無料というのは嬉しいですね。
上のようなボックスが5個くらいありました。
一応荷物置きの棚もあります。
着替え終わって、外に出たら、ようやくお客さんが増えてきた模様。
あれ?これはもしや・・・・某アパレルメーカーの??
真相は定かではありませんが、あっという間に賑わうビーチ。
どうやら私たちはすごくラッキーだったようです。
面白い木の陰でまたもやタクシーを呼び、次に向かったのは「歴史的な集落」、重要伝統建物群保存地区です。
泳いだら・・・・とにかく腹減った・・・・
其の五へ続く。