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ペダリング解析

2011-01-18 23:47:47 | 自転車
日曜日に『コンピュトレーナー・リアル』によるペダリング解析をチームの希望者14人が受けた。

コンピュトレーナーは、ケイデンスセンサーと同じく、チェーンステーにマグネットセンサーを取り付ける。これにより、クランクが通過した時(左クランクを9時として、その時右クランクは位置は3時)は判るから、クランクが1回転する間に、車輪を通して負荷装置のローラー部分にかかる加速度を計算し、その時のクランクの角度(15度刻みで計測)とその角度におけるトルクを、コンピューターの画面にグラフ化して表示するというモノのようだ。勿論、速度、ケイデンスも計測される。

まず、講師の彦井さんからお話を聴いた。その後、順に一人ずつ2キロのタイムトライアルを行うのだ。

お話は、「筋肉は使う前に、伸ばす。すると、縮む。」「お尻の筋肉と足の前の筋肉(大腿四頭筋)の働きの違い。」「腸腰筋は骨盤を立てる。」「アメリカのトップアマとプロ選手との違い。85°と90°の違いは大きな差。」「プロの選手はアップストロークでの完全な脱力をしている。」等の内容だった。

「フムフム」一つ一つの話に、大きくうなずく。

お話が終って、解析開始。最初にgonさんが、練習で乗る。画面には、クランク角度に相応したトルクが棒グラフで表され、刻一刻と変化する。

棒グラフの頂点が作り出すカーブは、人によってまちまちだ。W型、M型とか。同じW型でも、谷がより深い人もいる。「上死点での出力が少ないのです。」とか「引き脚を意識していないのなら、それは反対の脚で踏み込んだものです」とか判定される。

そんな中で、4人目は私。私の最初の練習の時に作ったカーブは、のっぺり丘二つ型。まるで花札の「芒(坊主)のカス」が2枚並んだよう。しかも左脚と右脚の出力比(パワーバランス)が60%:40%くらいの差がグラフに出た。(これは多分、陸上トラックで左回りで長年走ってきたためだと私は推測する。)

他のほとんどの人と見比べたけれど、私のは少し違っていた。上死点通過後の出力が結構あった。トライアルになったらどうなっていたのかは不明だが、解析結果がどうなるかはお楽しみだ。

トライアル中は参加者は解析そっちのけで、画面に設定された「ライバル」との競走に夢中になった。ライバルがいるのは上手い設定で、とにかく一定区間の平均値で分析が出るので、休んでペダリングが止まってしまうのがまずい訳だ。

私はライバルに設定したsuzuryuさんに遅れていたが、サンプリングデータ計測外の最後の緩い下りで追い込んで、同タイムのゴールだった。

圧巻はY根さんの500Wを越えるパワー。今回は体重データを設定していなかったが、それを考慮しても凄い数字だった。



今日の反省
今回の測定は、わずか2分間のものなので、彦井さんによると、これが実際のレースに近い60分とかの長時間だとどうなるのかは判らないとのことだった。

ペダリングのスムーズさを表す数値(スピンスキャンナンバーというらしい)が高く80を越えていたので満足。自分のペダリングに自信が持てたような気分になった。





今日(18日)の走行(職場往復) 距離:16.0km 



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