日本茶とお茶の間

お茶の間を復活させたい思いから、日本茶に関連する情報などを発信し、みなさまとの情報交換の場にしていきたいです。

☆涙こらえた・素敵なお茶会☆

2017年01月11日 10時02分11秒 | 茶戸庵日記

1月11日、本日鏡開きです。
鏡餅を、刃物は縁起が悪いので、槌で割って食べるのだそうです。
しかも、割るとは言わず「開く」と言います。
言霊を信じた日本人らしい言い伝えですね。
今日は甘ーいお汁粉を頂きましょうか。

先日、年初め『親子でお茶会』がありました。
3組の親子がご参加下さいまして、プラス孫の夢ちゃん。
そして、お料理を引き受けてくださった友人アグ、
遠く札幌からはみきちゃん、
今年初顔合わせの友人たち、総勢15人の集いになりました。
そのうち子供は7人、赤ちゃんから小学5年生まで。
皆さん久しぶりにお会いできて、盛り上がりました。
お茶会が終わってからも、
キッチンでのおしゃべりが尽きません。
気がつくと、いつのまにか日も暮れて、
とても楽しい一日になりました。

ご参会の皆様ありがとうございました。

茶戸庵が17条に移りまして、今年で3回目のお茶会になります。
いつも、♪♪♪スペシャルが偶然に起きるのですよ

1回目は愛山先生の尺八(アニメも沢山奏でて下さいました)
2回目はシンガーソングライターよしさんの弾き語り(種の唄、みんな覚えました)
3回目の昨日は、みきちゃんのアカペラで沖縄民謡祝いの唄でした。
皆さん、子供たちの目線に立って、
爽やかに彩りを添えて下さいました。
とっても、素敵最高でした。
嬉しいギフトを頂いた感じです。
みきちゃんが歌い始めると、おしゃべりが消え、
子供たちの目がキラキラ輝きだす。なんて、嬉しい。
その瞬間わこさん見逃しませんよ。
本当に子供達と一緒にワクワク致しました。


さて、お茶会はと言いますと、
いつもの、お稽古と同じようにばんばら茶でご挨拶。
そして、年に一度のお楽しみ、お抹茶を全員が点ててみます。
今回、始めて参加した夢ちゃん、ママがお仕事なのでひとりです
緊張しながら無事仲間入りしましたよ(いつもとは勝手が違いますものね
はて、恥ずかしがり屋さん、大丈夫かしら?
しかし、来年は一年生ですもの。
良い経験になるのでは・・・と親心。
さり気なく、見守る事にしました。
いつもの、お稽古とは違って大人数です。
お菓子の数が気になるようです。
そうです!!夢ちゃんは和三盆が大好きなのです。
いつもは、半分残してお懐紙に包んでママに持ち帰る程です。
最初に、お運びの童子さんを夢ちゃんにお願いしました。
なんと、お菓子を2個頂いた方がいて、
最後に夢ちゃんの分が無くなってしまったのです。
誰かが、2個とったと聞こえてきましたが、
そのままにしていました。
夢ちゃんの方を見ると、大きな目を見開き真っ赤な顔をしています。
どうやら、泣くのをこらえているようです。
お菓子が当たらなかったんだと察しました。
なんとか夢ちゃんは、目に涙をため堪えています。
ここで声をかけると、おお泣きしちゃうかもと、
知らぬふりをしていましたら、突然やってきたH君
「夢ちゃん、ママがいなくて泣いてるじゃない!!」
なんてこと言いますの(デリカシー無さ過ぎです
「あら、お菓子二つ頂いた方、お返ししてね!」とわこちゃん。
夢ちゃんは、泣かずに涙をこらえることが出来ました。
(えらいね夢ちゃん!!ばあばはわかってるよ!!)
ほんの少し我慢してちょっぴり大人になりました。
そのあとも、お菓子を頂くことがあり、
一番先に夢ちゃんの処へ差し出しました。
ピンクがひとつしか入っていませんでした。
しかし、ピンクを選ばず白いお菓子を選びました。
なんだか、おっきくなったね夢ちゃん・・・
お兄ちゃんや、お姉ちゃん、自分より小さい子にも合わせ、
たった1日で随分成長しているなと嬉しい驚きでした。
いつもと違う夢ちゃんを見せてもらったことが
本当に嬉しくって、頼もしくって、ばあば馬鹿ですね。
ごめんなさい
あの時の、一こま一こまをを思い出す度に微笑んでしまいます。
子供たちが、ひとつひとつ階段を上っていること
良い時間を共有しているのだと、とても愛おしく感じて
記せずにはいられませんでした。(実況中継うまく言ったかな)


『涙こらえた・素敵なお茶会』

大切な大切な新年のお茶会になったことは言うまでもありません。

最後までお読みくださりありがとうございます。

本年も和流お茶の間に遊びにいらしてくださいませ。

楽しみにお待ちしております。合掌





あけましておめでとうございます

2017年01月07日 11時44分00秒 | 茶戸庵日記

新しい年を迎え、皆さまはいかがお過ごしでいらっしゃいますか。

昨年、一昨年とブログの中のメッセージが出てきました。

毎年、同じ気持ちでいるのだなと・・・まるで自分自身を鼓舞しているよう。

本年も、『親子でお茶会』をスタートに始動させていただきたいと存じます。

今後とも、変わりなく宜しくお願い申し上げます。

お茶を楽しむ会 十勝

茶戸庵 家常 和









★小寒★
皆様、あけましておめでとうございます。本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。松の内もあっという間に過ぎてしまいました。心を引き締めて、これからが本当のスタートですね。......

☆昴☆

2016年12月01日 18時01分28秒 | 茶戸庵日記

すばる、六連星(むつらぼし)とも呼ぶそうです。
冬の星座オリオンを見つけると、
右上の星、赤い目玉のおうし座の頭、さらに右方向
キラキラ輝く六つの星☆☆☆☆☆☆たち・・・・・プレアデス星団・昴です。

実家の裏の牧草地、雪の中を大の字になって空を見上げていました。
なんとなく、天空に想いを馳せてちっぽけな自分を感じることが、
幼いころから好きでした(マニアックかな)。
宮澤賢治の『雪わたり』や『祭りの晩』等はまさしく原風景。
今も、時々実家に帰った時など
思い出の場所を見に出かけたりしています。
遠い場所であったはずが、車で行くとすぐ近く、
なんだかさみしいような物足りなさも感じます。

それでも、星空を見上げるとなにも変っていなくって
ちっぽけな自分がいるだけです

今日は、風邪で微熱があり、一日ゆっくりしているつもりです。
そのせいかなんとなく、感傷に浸っているのかもしれません。

11月のスケジュールが満杯だったせいもあって、
終わったことでホットしちゃいました(笑)。

十勝プラザで行われました【ホピの予言・映画鑑賞・祈りなど】も
参加させて頂きました。
久しぶりに懐かしいみなさんとお逢い出来て、嬉しかったです。
茶戸庵で、シュタイナーの勉強会をしたことや、
ホピ族の学びも懐かしく思い出され、とても有意義な時間になりました。
みな、繋がっているのだなと再確認できた場所でもありました。
それから、春に参加させていただいて、ばんバラ茶とコスモスカレー
娘とのコラボも好評でして、再び、
【子育てラボ第一回開催】にも読んでいただきました。
今回は、孫の夢ちゃんも一緒に参加しまして、
親子三代のコラボになりました(夢ちゃんお運び担当)
楽しい一日になったことは言うまでもありません

そして、ばんばら茶を皆様にご紹介出来る良い機会に恵まれましたこと
心から、感謝の気持ちでいっぱいです。
ありがとうございます。


冒頭の星座、昴は集まってひとつになるという統合の意味もあります。
統一するという意味にも通じるので「王者の星」とも言われるそうです。
まさしく、今の時期にぴったりですね(一年を振り返り統合させる)
今日から、12月ですもの、今年一年が素晴らしかったこと
来年も、同じように過ごせたらと願うばかりです。
っとと、まだ始まったばかりでした

最後までお読みくださりありがとうございます。


時節柄、お風邪などひかれませんよう。合掌




☆師匠と歩いた散歩道☆

2016年11月18日 18時17分28秒 | 茶戸庵日記

二十四節気の小雪は、雨が雪に変わる頃という意味だそうです。
つまり、雨が少なくなるため、虹も見られなくなります。少し淋しいですね。
すこーし、冬の訪れに戸惑いつつも受け入れなくては・・・と身体に言い聞かせる毎日です
さて、わこさん先日のお茶会のご報告をさせていただきます。


師匠と歩いた散歩道

千葉県流山、近藤先生の地元を訪ねる機会を得ました。
会に先立ち、お稽古場の志楽庵で近藤先生はお待ち下さるというのです。
札幌の下斗米先生、函館南茅部から始めてのアツミさん、帯広の私、
三人のために時間を設けて下さったのです。
明日の会の、お道具の準備や打ち合わせの最中にも拘らずです。
少しの時間を見つけてアツミさんと私にお稽古も付けて下さいました。
先生の大きな懐に、思いっきり飛び込んだ気が致しました。
(先生は、自然体でなんて大きいのかしら!!)
どんなに嬉しかったことでしょう。
始めての、アツミさんはとても感激屋さん
何度も涙ぐんでいらして・・・
アツミさんは、近藤先生が北海道に来て下さるきっかけを創ってくれた方なのです。
(素敵なドラマがあったのですね)
北海道のお茶を楽しむ会は、来年15周年を迎えます(茶戸庵もです
下斗米先生は、近藤先生がただ一人、暖簾分けをした方なのだそうです。
私にとりまして、今ここにある全てが、
過去・現在・未来につながっているように感じました。

近藤先生の事務所が隣町の平和台にあるということで、
江戸川沿いのサイクリングロードを三人で歩いて向かうことになりました。
途中、明治、大正時代の歴史ある建物や、
みりん醸造が盛んであった街並みを見せて頂きました。
近藤先生が何度もお茶会をさせて頂いたという、
一茶双樹記念館も見学させて頂き、建物やお庭の手入れに感激、
美しさと歴史の重さに魅せられました。
小春日和の江戸川沿い、のどかな時間を師匠と過ごす嬉しさを、
アツミさんもわこさんもどんなに嬉しく感じたことでしょう。
見合せたお互いの顔が笑顔でいっぱいになっている事を確認し合った、
かけがいのない時間となりました。
わたしたち、明日のお茶の会のことなど何も心配していませんでしたもの(笑)


『お茶を楽しむ会・40周年』記念のお茶の会

新江戸川庭園内にある松聲閣は熊本藩細川家の学問所として使用されていた所です。
見渡す庭園は立体的な広がりがあり、この様な場所が都会の真ん中にある事に、驚きと嬉しさを感じました。
本日、一日を近藤先生、会の皆様と共に過ごせることに感動し、天にも昇る気持ちでおりました。
スタッフとしての心構えを意識するよりも、参加させて頂く喜びの方が大きすぎて我を失っていたように思います。
お客様をお迎えしたり、お席の移動を導く担当を務めさせていただきました。
お写真も沢山撮らせていただきました。近藤先生のご配慮に存分に甘えてしまいました。
今回、節目の会に参加させていただいたこと、会の皆様と同じ意識のもとでお客様をお迎え出来たこと、
一生の宝ものになりそうです。茶話では、ひとりひとりの方に近藤先生はお話しをかけられ、顔が見える会となりました。
普段、紙面上でしか会えない皆さんと実際にお会いすることも出来ました。
40年という長い年月の中、変わらぬお茶への想いが何処を切り取っても表われてくる近藤先生が愛おしくてたまりませんでした。
(なんて、わたくしずうずうしくて生意気なのかしらごめんなさいね)
ひとつのことを続けて来られた方の潔さと美しさをいつも近藤先生から感じております。
自分自身もそうありたいと、大勢の先輩後輩に見守られた近藤先生の茶人としての生き方をみせて頂いたのです。
ボーっとしている間にあれよあれよ、お茶の会は進行していきました。
22名のスタッフ素晴らしい動きです。皆様にあっという間の、お茶5種・お菓子3種をオモテナシしてしまいました。
わこさん!?何していましたか?自分に問い合わせしましても「アイどんとノー」皆様ありがとう
お客様であっても、スタッフであっても同じ思いを近藤先生から頂いた、”美しい人生のひととき”ではなかったかと思うのです。
明治からの、面影をそのまま残している庭園、そして先人達が自らを律した学問所、
今日の出会いはこれからの生きる指針になったことは言うまでもありません。
参加させて頂きましたこと心よりお礼申し上げます。合掌

2016年11月18日 
お茶を楽しむ会十勝 家常 和





☆菊祭り☆

2016年11月03日 21時34分59秒 | 茶戸庵日記
☆菊まつりでばんばら茶を☆
今年は、寒くなるのが少し早いですね。初霜も早かったようで、先週は十勝に初雪も一部見られました。冬がすぐそこまできています。さて、今年も菊まつりの季節がやって来ました。......





今年は、11月3日から菊祭りが始まりました。
昨年までは、もう少し早い時期の開催でしたが、菊の生育などの影響でしょうか。
それとも、台風の影響があったのでしょうか、今年は少し遅い開催日程になりました。
その上、初雪が・・・私はタイヤ交換が出来ていませんでした
とても残念ですが、自然茶の40周年の記念のお茶の会がありまして、帯広を留守にすることが決まっておりました。
野点席で日本茶の呈茶をさせて頂くことが、近年の大切な行事となっていましたので本当に残念です。
楽しみにお待ちになってくださった方もいらしたと思います。ごめんなさい来年は必ず参加させていただきたいと思っております。
しっかり手帳に書き込みました。予定して下さったスタッフの方にも感謝です。


本日、東京へ出発いたします。
新江戸川庭園にあります、お茶室で近藤先生のお茶の会が開かれます。
国内で開催されます近藤先生主宰のお茶の会にスタッフとして始めて参加させて頂きます。
今から、ドキドキわくわくです。
気持ちよく、送り出してくれる家族にも心から感謝したいと思います。

ちょっと、身近な近況報告になってしまいましたが、どうぞ皆様、冬将軍に負けませんようご自愛くださいませ。

帰りましたら、楽しいご報告させて頂きます。お楽しみに

最後までお読みくださりありがとうございます。

お茶を楽しむ会・家常 和