我が郷は足日木の垂水のほとり

文化芸術から政治経済まで、貧しくなった日本人の紐帯を再構築したいものです

ナウル共和国

2009年04月10日 | 各国情報

 ご案内

 

  ナウル共和国      Republic of Nauru

 

 日本国外務省情報

 国家の主要外貨獲得源である燐鉱石がほぼ枯渇し、現在その収入だけでは操業費用すらもまかなえない状況にあるほか、他にナウル経済を支えるめぼしい産業もなく、経済状況はさらに厳しい状態である。国内 には自給可能な食糧産業はなく、食糧及び生活物資のほとんどを海外からの輸入に頼っているため、世界的な石油価格上昇の影響を受け、物価も上昇している。通貨は豪ドルを使用しているものの、国営銀行も機能しておらず、経済活動が破綻状態であるため、正確な経済活動の動きは把握できない。
  ( 日本国外務省情報 )

 

21.1平方キロメートル

人口  10,131人(2006年、太平洋共同体事務局)


1942年 日本軍による占領
1947年 豪州・NZ・英国の3国を施政国とする国連信託統治地域
1968131日 独立

 


Wikipedia
ナウル共和国(ナウルきょうわこく)、通称ナウルは、太平洋南西部に浮かぶ珊瑚礁のナウル島からなる共和国で、イギリス連邦加盟国である。国土面積は21km²であり、バチカン市国、モナコ公国に次いで面積が小さい。国内には都市が存在しないため、首都の概念がない(後述)。

 アホウドリを始めとする海鳥の糞の堆積によってできたリン鉱石の採掘によって栄えてきたが、20世紀末に鉱石が枯渇し、深刻な経済縮小に見舞われている。かつては国民は世界で最も高い生活水準を享受し、国は国民に対し税を徴収せずに、無料の医療、教育、年金制度(老年年金ではなく全年齢層に対する給与としての支給)、手厚い社会福祉を提供していたが、今日ではそれらはすべて破綻し、基本的インフラを維持するのでさえ困難な情況にある。

      ☆


糖尿病王国「ナウル」の人々
南太平洋に浮かぶ島であるナウル島。人口約1万人といわれるナウルの人々は島民の3人に1人が糖尿病といわれるほどの糖尿病王国です。
住民の多くは過度の肥満であり、生活習慣病の発症率が非常に高いと言われています。
しかし、肥満だから糖尿病になる、と簡単に片付けるわけにもいきません。ナウルの人々は太古の昔から太っていたのです。お相撲さんのように太っていても健康な人が多いことで有名なくらいでした。 
ナウルの人々 
とすると、原因は他にある、ということになります。実はナウルは30年程前にリン鉱石が発掘され、少し前までは世界でも有数の豊かな国だったのです。それがたたってか、多くの人々は昔からの漁業や農業をすることを止め、一日中遊んで暮らす毎日を送るようになっていきました。同時に欧米の食文化が持ち込まれ、ファーストフード店が林立するようになったと言います。
このような生活習慣の変化が糖尿病王国を産み出したと考えられます。
   http://www.rakuraku-cooking.net/topics/0404_1.html
 

 

ナウル共和国 ドバイは税金が無い国

 ナウル共和国の悲劇に思う(2)
  日記帳(N0.2013)2007年06月25日-

1.国家利益を国民に均等配分=財産共有の社会(共産)
2.国家利益を国民に均等分配=格差の無い社会
3.医療費、教育費、年金保険料無料、無税=高福祉の社会
4.外国から労働力確保=国民が働かない社会

このような、国家財産を共有しあい、格差を無くして、ローリスクハイリターンの高福祉の社会は、どこかの政党が理想の社会として掲げているものばかりです。しかし、ナウルではこれが悲劇をもたらしました。財産は共有、格差は無いとすれば働いても、働かなくても結果は同じようなものですから働く意欲は湧きません。従って、競争心、向上心など全く芽生えず、国民の知的水準も進歩しません。これに輪をかけたのが国策としての国外からの労働力の確保でした。行政の仕事ですら西サモアなどから雇ってきた外国人に任せ、「働いているのは16人の国会議員くらい」とまで言われる国になってしまったのです。
http://www.geocities.jp/chasukechan/nk-1086.htm

 

 

 
 
 

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