虎の子を売り飛ばして、自分らの退職金とする。
本来ならば東芝を危機に落とし入れた、
管理職機構のリストラを強力に進めるべきだ。
しかし、下には痛みを伴う改革を押しつけてきた。
そして自分らは、虎の子を売り飛ばしたカネで
金の落下傘を誂えんとしている。
東芝メディカル、キヤノンに売却へ…７千億超で
2016年03月09日 22時59分
不適切会計で業績が悪化している東芝は９日、医療機器子会社「東芝メディカルシステムズ」（栃木県大田原市）をキヤノンに売却する方針を決めた。
売却額は７０００億円超となる見通しだ。東芝はキヤノンに独占交渉権を与え、１８日までの最終合意を目指す。
売却先としては富士フイルムホールディングスも有力視されていた。東芝は、事業の重複が少ないキヤノンの方が独占禁止法に基づく審査などを円滑に進められ、売却資金を早く得られると判断した模様だ。
東芝は人員削減などに伴う巨額のリストラ費用を計上し、一部事業は業績不振に陥っている。今年度末には、財務の健全性を示す自己資本比率が２％台まで低下する見込みで、借金などの負債が資産を上回る債務超過に近い水準にまで悪化すると予測されている。このため、業績が好調で成長性も高い東芝メディカルを高値で売却し、東芝本体の財務を改善させることにした。
http://www.yomiuri.co.jp/economy/20160309-OYT1T50110.html
日本の政治機構や役人のシステムは、わが郷などが診てきたように、腐りきっている。
政治家は徴税権を企業などへのパーティー券と、一緒に売り飛ばしてしまった。官僚はもとより戦後支配の道具として、米穀の支配層に頭を撫でられてデッチ上げられたもの。アメリカの政治とか経済は、構造改革の菌糸にとうの昔に遣られて、腐朽させられてしまっている。金融改革は、その朽ち木進行の速度を加速させた。F-22などの軍装備をちゃんと造るよりも、なによりも儲けを第一義に考える。それでとうとうユダヤが嫌いなオバマ大統領に、製造禁止の決断までさせてしまった。
現場を知らない、クルクルパー。
東電幹部の馬鹿どもは、とうとう立件起訴されることとなった。
兵器産業の基礎的な一翼を担っている。そのような国策に深く関わっている。東芝が腐朽させられてきた。
大事なのは、現場で世界一の商品を完成させることである。銀行屋の云うことは、通り一遍の釈迦に説法で、豚は食い物に卑しいだけ。国民の生活を豊かにして、国の経営を万全にする。この宝玉＝真珠のことなど、てんで理解できていない。経営者にとって利益を出すためならば、自国通貨の円を安くして、米欧そして支那などに世界一の高級品を、襤褸みたいに安く売る。これならどんな馬鹿な経営者にも出来ること。貿易で得た外貨は、円が安ければ、より多く企業は円をゲットできてしまう。しかし日本人一般が汗水垂らして、骨身を削って作ってきた。このお宝を、たたき売ってきたのが、ド阿呆な銀行に唆された、馬鹿な企業なのだ。
木の葉のカネをため込んで、
自らはあったかい褥で
昼行灯の、夢を見てきた。
アンポンタンの国策知らず。
日本国の富が、失われた 20年のその間に、壱千兆円も駄々漏れさせてきた。
自分らは木の葉が化けた、円とかドルを懐に忍ばせている。
葉の茂った樹を伐れば、たしかに木の葉はたくさん獲れる。
しかし、樹を伐ってしまえば、会社そのものが壊れてしまう。
壊れた脳みそでは、この単純な現実をも理解できない。
日本の構造改革が進んで、貿易量が二倍に増えた。
つまり、日本の実物資産が外国に駄々漏れさせられた。
積み上がったのは、木の葉のゼニで 1500兆円もあるという。
つまり、ネトウヨ諸君は朝鮮を馬鹿にしてきたが、この貿易依存度が滅法高い、その愚かさの後を追いかけてきたのが、小泉の禅譲をうけた安倍政治なのだ。
東芝は小臭い企業のキャノンに、虎の子の東芝メディカルを売り飛ばす。日本は一番大事な国権を守る軍隊を、米穀の人質に差し出したままだ。
現代戦は経済とか金融での戦いが主戦場だ。田母神氏は、銭勘定がうまく出来なかった。これと同じように、自称伝統右翼は、経済なんて理解できない。ましてや金融のことなど、てんで駄目だ。
東芝の管理者達は、銭勘定が大事だと信じている。
しかし、一番大切なのは、何を東芝が作っているかを知ることなのだ。経営管理、とくに財務会計学なんぞは、企業の現実を見定める道具にすぎない。その道具を使いこなすことも出来なかったのが、お馬鹿なケーエーシャだったのだ。
カネなんぞは、ちゃんとした経営営業計画が作れれば、いくらでも涌いてくるものなのだ。キャノンは、3％の利益が出る、その虎の子・東芝メディカルを買うことで、自分の利益も出せるし、最近下がった金融利子も支払うことが出来る。東芝の管理者は、この信用創造の何たるかを理解できていない。
出鱈目な会計処理は、管理職等の蕩尽する、その当座のカネをひねり出しては来た。しかし、企業の資金繰りで大切な、『信用創造』の為の信用を大きく毀損してしまった。
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