渚をデザインしようと試みて
石を拾い
積んでいた。

一年ぐらい経っているだろうか。
人力での作業であったので、
動かせる石の大きさは
私の体力の限度内で
持ち上げたり転がしたりして
潮の満ち干
波の力の助けを借りて
渚が変わってきた。

一月ほど前、
渚に砂が盛られていた。
これまでに、
海風で吹き上げられていた砂山を
機械の力を借りて
押し戻した砂は大量だった。

砂山を海側に押し戻し、
さらに渚を広くするように押し広げてくれていた。
今年はまだ台風が発生していないが、
そのうちに
台風による大波がやってきて
人工的に作った渚の形がまた変化するだろう。

台風後の渚の変化が楽しみである。
私の予想しているような
渚が」でき上ってくるような気がしている。
