稔りの 夏
お墓に行く道で収穫が始まっていた。
複合農業の模範となっている竹さんは
与論カボチャの種子と栽培技術を保存している
ただ一人の人となった。
竹さんの経営のノウハウを
集落営農に生かしたいと常日頃から思っている。
畜産、サトウキビ、稲作、園芸(いんげん・さといも)を
夫婦で切り盛りしている。
昭和30年代から50年初期までの与論島の農業は複合経営だった。
私が水田担当をしたのが57年ごろだったので
そのあとの水田は
わずかに自給米を4ヘクタールぐらいを維持している。
天水田だったところに、
地下水を合わせて利用できる地形のところに
水田が残っている。
ファームポンド様式で
天水を利用した農業の展開を考えている。
古里自治公民館長になれたから、
集落営農と農地と水の有効利用で、モデルを一例は作りたい。
20年前からの構想が
農業と観光・ブルー安堵ぐりーん つーりづむだった。
きっとできる。
夢を叶えるまで頑張って
長生きしよう。
先祖供養の島
魂の島。
墓地公園を造るのも 夢だ。
ここに僕が入る。