今日の敗因は
残念ながらメッセの起用だろう。
鳥谷にせよ、メッセにせよ
阪神を支えてくれた
投打の功労者だ。
矢野監督の最大の欠点は、
鳥谷とメッセに
鈴をつけられないことである。
まずは鳥谷。
巨人を含めて
在京球団からも
誘われていたにも拘わらず、
当時、まだローカル球団色の
強かった阪神を選んでくれた鳥谷。
ショート(時にはショフト)を守り続けて
2000本安打を放った。
でも、今シーズンは
56打数8安打の打率143
なにより得点圏で26打数0安打である。
二線級のピッチャーの球にすら
圧されてしまう姿は見ていられない。
矢野が懲りずにいい場面で
起用し続けてきたが、せめて
2割6分打ってくれていれば、
7試合くらい勝っていただろう。
一方で、メッセンジャー。
セットアッパーから先発に転向してから、
8年間で7年二桁勝ちの安定感。
150キロ超えのストレートに
決め球のフォークボール。
合間、スローカーブを投げるなど
緩急をつけた投球をする。
阪神の全ての投手に
見習ってほしいくらいだ。
でも、去年の後半から勝てなくなった。
去年のうちは、疲労かと思ったが、
今年は、明らかにストレートの球速が遅い。
150キロどころか、140キロ前半だ。
これまでならストレートで
ねじ伏せていた
2流バッターに、
ファールで粘られ、
打たれる姿は見ていられない。
とうとう3勝7敗。
ストレートの球速が
146キロ以上になるまで
2軍調整といった
合理的理由をつけて、
秋山や小野を
先発に戻していれば
チームとして、
もう3勝くらい出来たのでは
なかろうか。
温情起用で10勝は
失っている・・・。
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