小さな公園の花壇に色とりどりの「ルピナス」が咲いていました。
花の形からは『昇り藤(ノボリフジ)』とも呼ばれ、フジの花を逆さまにしたような花。
そして葉の形からは『羽団扇豆(ハウチワマメ)』とも呼ばれています。
ルピナスの開花時期は4月後半頃からなのでちょっと早いと思いますが、公園なので花が咲いている苗を植えたのだと思います。
これは去年の5月中旬に近所の畑で撮ったもの。
紫とピンクの花だけがびっしりと咲いていました。
花穂は60〜70cmほどもあり、「昇り藤」という別名通り、天に向かって長く伸びる花房の姿がみごとでした。
ルピナス
藤の花に似た小さな花をたくさん咲かせるマメ科植物。
最近では品種改良が進み、数多くの花色の品種が作り出され、赤やピンク、紫、黄色など大変カラフルになっています。
日本以外での栽培歴は古く、3,000~4,000年以上も前から栽培されていたようです。
日本には明治時代に伝わってきたとされています。
学名:Lupinus
英名:Lupinus
別名:昇り藤
科名・属名:マメ科 ルピナス属
原産地:アメリカ、アフリカ、地中海沿岸部