最初にド~ンと大きな花の写真を載せてみました。
個性的で不思議な花ですね。
「二ゲラ(黒種草)」の花です。
針のような葉がトゲトゲしいように見えるけれど、触ってみれば柔らかい。
花は3~5cmほどの大きさで独特の形をしています。
花弁に見える部分はガク、本当の花弁は中央にあって退化しているようで、はっきりとは分かりません。
学名は「Nigella」でラテン語の「Niger」が元になり「黒い」という意味です。
花後には大きな果実ができ、その中に真っ黒なタネがたくさんできるのがその由来で、和名もそのまま「黒種草(クロタネソウ)」になっています。
開花後、放っておくとこのような実がつき、中に黒いタネがたくさん入っています。
この実はドライフラワーなどによく使われています。
花の色は白、青、紫、ピンクなどもあり、さまざまな園芸品種も出回っているようです。
学名:Nigella
英名:Love-in-a-mist
別名:クロタネソウ、ワイルドフェンネル、フウセンポピー
科名・属名:キンポウゲ科 クロタネソウ属
原産地:地中海沿岸~西アジア