ウォーキング途中のお宅の片隅にロックガーデンがあって、そこに「タンチョウソウ(丹頂草)」が咲いていました。
根元には小さな赤茶色の葉っぱと 上の方で枝分かれした長い花柄、そして5ミリほどの白い星形の花がぎゅうぎゅう詰めになって咲いていました。
一週間後、同じ場所のタンチョウソウです。
葉っぱが伸びて、大きくなっていて、花も一つ一つが余裕を持って咲いているようにも見えました。
タンチョウソウは古くから日本にあった山野草で、川辺の岩場や湿った場所に生えていたそうです。
タンチョウソウという名前は雄しべの花粉が赤く見え、これが丹頂鶴の頭をイメージするからということです。
そして、元々が岩場に生えていて、大きな葉がヤツデに似ているからと、別名ではイワヤツデとも呼ばれています。
開花時期は3月~4月ごろです。
今はまだ葉っぱも小さく、花も少ないタンチョウソウですが、4月の末頃になると葉っぱも青々として大きくなり、全くイメージの違う花になります。
[昨年4月末撮影]
学名:Mukdenia rossii
英名:なし
別名:イワヤツデ
科名 ・ 属名:ユキノシタ科 タンチョウソウ属(ムクデニア属)
原産国:中国、朝鮮半島